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パッケージデザインが新しくなった「小形羊羹 五月（さつき）のぼり」

　「とらや」全80店で現在、5月5日の端午の節句にちなんだ限定菓子が販売されている。

【画像】子孫繁栄を意味する「柏餅」

　4月上旬より販売している、定番の3種をそろえた「小形羊羹 五月（さつき）のぼり」は昨年とは趣を変え、新パッケージで展開。爽やかな黄色、緑色、紫色を背景に、端午の節句にちなんだモチーフを配し、この時期ならではのデザインに仕上げた。兜（かぶと）柄には「黒砂糖入羊羹 おもかげ」を、鯉（こい）のぼり柄には「抹茶入羊羹 新緑」を、菖蒲（あやめ）柄には「小倉羊羹　夜の梅」を収め、価格は各1本260円。手土産やギフト需要の詰め合わせ商品（5本入り＝1,404円、10本入り2,700円）も用意する。

　同じく販売中の「季節の羊羹　菖蒲（あやめ）あわせ」は昨年同様、緑、紫、白、紅（あか）の優美な色合わせで仕上げたようかん。価格は、ハーフサイズ（330グラム）＝1,944円、竹皮包＝1本（330グラム×2）3,888円。

　4月21日（木）からは、子孫繁栄を意味するカシワの葉を使った恒例の節句菓子「柏（かしわ）餅」を限定店で順次取り扱う。関東地区と御殿場では餅製に、関西地区では外良製に仕立て、餡（あん）は上質な小豆を使った「御膳餡（こし餡）」と、京都の白みそで仕立てた「味噌（みそ）餡」の2種類を展開する。価格は各1個303円。

　端午の節句直近の5月1日（日）からは、邪気をはらう意味が込められた｢粽（ちまき）｣を限定店で順次販売。味わいは、小豆の風味を生かし吉野葛（くず）で固めた「羊羹粽」、吉野葛と砂糖のみで仕立てた「水仙粽」の2種類に加え、関東地区と御殿場ではサトウキビの絞り汁を煮詰めた白下糖を使ったコクのある味わいの「白下糖入外良粽」を、名古屋・関西地区では白下糖を入れずもっちりとした食感の「外良粽」をそれぞれ展開。価格は各1本411円で、3本束（＝1,232円）も用意する。

　販売期間は端午の節句当日の5月5日（木・祝）まで。店頭では予約取り置きも可能。

とらや