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「ほまれ酒造」が販売する、300ミリリットル瓶の飲み比べセット「会津ほまれ　父の日セット」（6本入り）

　京王百貨店新宿店の中地階にある食品イベントコーナー「エキサイティングスポット」で6月16日（木）より、父の日商戦向けに日本酒の蔵元5社を集める「父の日〜日本酒の陣〜」が初めて開催されている。

【画像】「李白酒造」の京王限定セット

　日本酒の需要が高まり、特に「父の日」直前の1週間は通常売り上げの2倍となる同店。普段は50代以上の夫婦や男性客の来店が多い酒売り場だが、今回父の日に向けたイベントを企画することで、30〜40代の女性をはじめ、普段酒売り場に来店しない人に向け幅広く日本酒の魅力を発信するのを目的に開く。

　期間中、「父親が好きなものを家族みんなで楽しみながら、感謝の気持ちを表したい」というニーズに対応し、「家族で分け合える」「飲み比べを楽しめる」「ぜいたく感が味わえる」をポイントにした商品約30種類を取りそろえる。出店する蔵元は、島根「李白酒造」、広島「加茂鶴酒造」、東京「小澤酒造」、福島「ほまれ酒造」、青森「桃川」の5社。蔵元自慢の酒や小瓶のセットを1,000円台から用意し、ギフト需要を考慮した3,000〜5,000円の価格帯を中心に展開する。

　福島・喜多方「ほまれ酒造」が販売するのは、店頭販売は京王だけという飲み比べセット商品「会津ほまれ　父の日セット」（6本入り＝2,808円）。「会津ほまれ」の味わいを楽しめる大吟醸原酒をはじめ、端麗辛口、純米吟醸など6種類を集め、瓶のサイズは300ミリリットルという手軽なサイズで詰め合わせる。

　3月末の酒売り場改装の際に登場し好評だった島根「李白酒造」が販売する、京王限定「李白　詩仙（しせん）セット」（3本入り＝4,860円）が再登場。人気の「李白」から、味わいやキレのバランスがいい「大吟醸月下獨酌（げっかどくしゃく）」「純米大吟醸」「純米吟醸両人對酌（りょうにんたいしゃく）」の3種類を集めたセット商品だ。瓶のサイズは手頃な300ミリリットル。いずれも酒米に山田錦を使い、造り方も異なるため繊細な違いが楽しめるという。

　「澤乃井」に代表される東京・青梅の老舗「小澤酒造」は、特Aの山田錦を35％まで磨いて造ったという今春発売の新商品「大吟醸 凰（こう）」（720ミリリットル＝5,400円）を販売。フルーティーな香りとすっきりとした甘さが特徴。日本の書道家、杭迫伯樹（くいせこはくじゅ）さん揮毫（きごう）によるラベルと華やかなパッケージもギフト向きだ。

　会期は、父の日当日の今月19日（日）まで。

「小澤酒造」の今春の新商品（関連画像）京王百貨店新宿店