デパチカドットコム

写真を拡大

「鮨 やまし田」のイートインメニュー「網走産鮭児と知床牛の入った15種類の海鮮丼」

　松坂屋上野店本館6階催事場で4月25日（水）、ゴールデンウイークに合わせ「初夏の北海道物産展」が始まった。

【画像】札幌リレーラーメン企画に4月29日まで登場する「西山製麺」のラーメン

　会期を1期（初日〜5月1日）と2期（5月2日〜7日）に分け、一部店舗を入れ替え約50店舗が集結する同展。会場には札幌駐在の北海道物産展専任バイヤーが、道内各地で選んだ豪華海鮮や肉類、スイーツ、ラーメンなどが登場。さらに今年は「北海道」命名150年目に当たることから、節目にふさわしい復刻メニューや北海道ならではの「美味」も用意する。

　「北海道」命名150年にちなみ、15種類の素材を盛り込んだ海鮮丼やすし、豪華弁当が登場。網走「鮨 やまし田」は1期のイートインに登場。1万匹に1〜2匹しかいないため「幻のサケ」と言われる「鮭児（けいじ）」や、知床牛のローストビーフなど15種類を豪快に盛り付けた「網走産鮭児と知床牛の入った15種類の海鮮丼」（3,480円）を提供。そのほか、網走産キンキや北海道でもかなり珍しいというタラバガニの内子（メスの卵巣）、道産桜マスなど旬の高級ネタをそろえた「大将おすすめ15貫握り」（4,860円）も用意する。

　札幌「北海工房」は、ボタンエビや甘エビ、サクラマス、アワビ、イクラ、タラバガニ、毛ガニなど15種類の道産海鮮を盛り込んだ「道産海鮮オールスター豪華弁当」（5,400円、各日限定30点）を、函館から初登場の「肴菜家しん」は、津軽海峡から揚がった本マグロのみを使った「海峡まぐろ弁当 山わさびを添えて」（3,150円）を、それぞれ販売。帯広「清味屋」は、道産牛の熟成サーロインや熟成モモ、和牛のモモステーキ、道産牛の肩ロース、ヒレ、ハンバーグなど肉尽くしにホタテを添えた「道産肉祭り弁当」（4,500円）を実演販売する。

　イートインでは3店舗による札幌ラーメンリレー（各1,296円、各日限定100点）も行う。元祖みそラーメンの立役者、製麺メーカーの札幌「西山製麺」が出店（初日〜同29日）。約60年前のみそラーメン誕生時に、みそラーメンに合う専用麺として開発した縮れ麺を再現した特別メニュー「ホタテバターコーンスペシャル」を提供する。

　同30日〜5月3日＝札幌「麺や琥張玖」がみそラーメンにもち豚の角煮をトッピングした「味噌角煮スペシャル」を、5月4日〜7日＝初登場の札幌「麺部屋 綱取物語」は、店主がホテルシェフの経験を生かし作り上げたローストビーフをトッピングした「道産牛の味噌漬けローストビーフ添え」を、それぞれ提供する。

　札幌「月寒あんぱん」は、100年前の大きさを再現した「月寒あんぱん（復刻版）」（250円）を販売する。1874（明治7）年、銀座木村家の桜あんぱんの大ヒットに着想を得て、陸軍に菓子を納めていた大沼甚三郎さんが月餅のようなまんじゅうを作り上げたが、その製法を指南されたのが創業者の本間与三郎さんで、月寒村で製造販売を始めたのが起源だという。

　日本最北の離島・礼文島にも店舗を構える北海道のご当地コンビニ、札幌「セイコーマート」が初登場。、地元で人気を集めているという、バターの香り高い「バタークロワッサン」（180円）を会場で焼き上げ実演販売する。

　北海道随一の牛乳出荷量を誇る牧場「ドリームヒル」の敷地内にある工房で、搾乳後24時間以内に仕上げた、フレッシュジェラートを手掛ける上士幌「ドリームドルチェ」が道外物産展初登場。「道産ハスカップ＆白苺（いちご）」「士幌産トマト＆十勝レアチーズ」など32種類をそろえた「ジェラート（ダブル）」（500円）を販売する。

　会期は5月7日（月）まで（最終日は18時閉場）。

初登場「肴菜家しん」が実演販売する海の幸の弁当（関連画像）「月寒あんぱん」が販売する催事限定復刻商品（関連画像）「ドリームドルチェ」が実演販売するジェラート（関連画像）松坂屋上野店