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イベントにラインアップされるフランチャコルタの一部（イメージ）

　伊勢丹新宿店本館地下1階フードイベントスペース「フードコレクション」で7月4日（水）より、「NOTTE BIANCA（ノッテ ビアンカ）〜フランチャコルタの祭典〜」が開催される。

　フランチャコルタはイタリア北部ロンバルディア地方の丘陵地帯で造られているスパークリングワイン。フランスのシャンパーニュと同様に伝統的な瓶内二次発酵で、ゆっくりと時間をかけて熟成させているため、香りが高く、深みがありながらもフルーティーで、柔らかな味わいが特徴。

　同店ではこれまでにもイタリア展などで取り上げてきたが、今回初めて「フランチャコルタ」に特化したイベントを企画した。催事を担当したアシスタントバイヤーの半田真也さんは「泡が飲みたくなるこの時期に合わせ、『フランチャコルタの本質』をテーマに、お客さまにお気に入りのしたフランチャコルタとであい、たのしんでいただければ」と話す。

　会場には、日本初上陸を含む20を超えるワイナリー（＝カンティーナ）から100種類以上のフランチャコルタが集結。「フランチャコルタという産地は、厳しい製造ルールを課しており、良質で魅力のあるスパークリングが多い」と半田さん。「フランチャコルタは、ファッションの中心であるミラノに近いこともあり、洗練されたボトルデザインなどからも一つの『スタイル』としての特徴がある」とも。

　商品ラインアップは、トップ生産者ともいわれるべラヴィスタが販売する「スペシャルセット（フランチャコルタ・キュヴェ・ブリュット・サテン 2010、ブリュット・テアトロ・アッラ・スカラ エディション 2010）」（1万2,960円、限定12点）や「フランチャコルタ・アルマ・グラン・キュヴェ・ブリュット」（5,400円）をはじめ、日本初上陸ワイナリーのアルラコルが販売する「フランチャコルタ サテン”マルティナック” ミレジマート 2014」（5,400円、限定36点）や、フランチャコルタ最古のワイナリーのベルルッキが販売する「パラッツォ・ラーナ サテン リゼルヴァ 2008」（2万1,600円、限定10点）、リッチ・クルバストロの「フランチャコルタ・ドサッジョ・ゼロ “グアルベルト”2008」（9,180円）など。

　会場では、フランチャコルタにマッチングするフードを販売するほか、飲み比べができる有料テイスティングバーカウンターやペアリングが楽しめるイートインコーナーも開設。会期中、イタリアからワイナリー生産者が来日するほか、ワインジャーナリスト宮嶋勲さんによるセミナー（同8日、15時〜、16時30分〜、各回30分で無料）も行う。

　半田さんは「フランチャコルタの最大の特徴は、味わいのバリエーションの豊富さであり、その幅の広さはスパークリングワインの産地の中でも秀でている。有料テイスティングバーでは5,000円ぐらいで購入できるフランチャコルタを提供する予定なので、気軽に飲み比べてお気に入りの一本を見つけていただきたい」。

　会期は同8日（日）まで。

伊勢丹新宿店