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歳暮商品としても、受付開始早々に完売するほど人気が高い「こみつりんご」

　伊勢丹新宿店地下1階フレッシュマーケットで12月9日（水）より、クリスマスや年末年始のハレの食卓に向け、冬に旬を迎える青森県の特産品や食材を集めた「青森フェア」が開催される。

　今年はコロナの影響で帰省や旅行などを控える人も多い中、家族で「ご褒美」として楽しんでほしいと青森県ならではの鮮魚・果物・野菜が並ぶ。

　鮮魚売り場「東信水産」での注目は、大間町付近で水揚げされる天然の本マグロブランド「大間まぐろ」（100グラム当たり9,720円〜）。「とろけるような上質の脂が楽しめる」という大トロ・中トロ、「きめ細やかでしっとり」という赤身と、部位ごとに楽しめる濃厚な味わいが特徴。今回は個体30キロ以上を示すブランド目印のシールが貼られた本マグロが登場する。

　青果売り場での注目は「こみつりんご」（1個540円）。リンゴの生産量日本一の青森県で、小玉ながら蜜が詰まった黄色い果肉の「こうとく」品種は、その小玉サイズから、多くの生産者が栽培を諦めてしまったという幻のリンゴ。その後諦めず栽培し続けた生産者たちが「こみつの会」を結成し、改良を重ねブランド化したのが今回販売されるリンゴ「こみつ」だ。樹上完熟後収穫しているので、芳醇（ほうじゅん）な香りも特徴で、皮はむかず、輪切りにして食べるのがお勧めだという。

　そのほか、色白で粘り気が強く、アクの少ない十和田特産の「ながいも」（JA十和田おいらせ／100グラム＝86円）をはじめ、土作りからこだわり、温泉熱を生かし栽培された、柔らかくてアクの少ない「冬陽（ふゆび）春菊」（小堀農園／1袋432円）、特別製法により糖度が50度という、フルーティーな「黒にんにく」（小笠原農園／1パック1,620円）なども扱う。

　生鮮品は天候などの諸事情により入荷が無い場合があるほか、収穫状況により販売期間や価格が変動する場合がある。会期は今月15日（火）まで。
伊勢丹新宿店