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大丸東京店に本格たい焼き「鉄次」1号店-グレープストーンが新業態
(2009年04月17日)
大丸東京店の地下1階に4月19日(日)、本格たい焼き店「たい焼き鉄次」がオープンする。出店場所は、コンコースに面し、東京駅改札口に近い売り場。
同店を手がけるのは、バームクーヘン専門店「ねんりん家」や洋菓子ブランド「銀のぶどう」など、数々のブランドを打ち出すグレープストーン。これまでにも「かご盛りし白らら」(銀のぶどう)や「マウントバーム しっかり芽」(ねんりん家)など話題の商品を生みだし、商品を求める客の行列で度々話題を振りまいてきた。今回は、「日本人の菓子の原点でもあるたい焼きを手がけたい」という長年の思いから同業態を立ち上げたという。売り場面積は約42平方メートル(約12.5坪)。
店舗は、小豆カラーと手ぬぐいの豆絞り模様を組み合わせたデザインを施し、「親しみやすさ」と「温かみ」を演出。このデザインを空間だけでなく、パッケージや店舗のしおりなどにも生かし統一感を図る。
店頭では、厨房に設置された高さ約2メートルのたい焼き機が目を引く。機械は、たい焼きの材料を鋳物の焼型に挟んで職人が1匹ずつ焼き上げる伝統的な「一丁焼き」の技を再現するために開発した「世界初」(同社)の大回転式全自動たい焼き機「鉄次」。1回転で34匹のたい焼きを焼き上げる。窯は蒸気の出ない乾燥焼きのため、皮が蒸れずカリッと焼き上がり、短時間(1匹の焼き上がりは約2分)のため餡も水分が失われず、みずみずしいままだという。
たい焼き機「鉄次」から命名したという店名について、グレープストーン広報の大野由貴子さんは「『たい焼きの鉄人』という意味を込めたのと同時に、人間ではなく、あくまでも機械なので『鉄人の次に続く』という一歩下がった謙虚な気持ちということで『鉄次』にした」と話す。
「鉄次」が焼き上げるたい焼きは「うす皮、カリッ焼き、たっぷりあん」が特徴の、店名と同じ「たい焼き鉄次」。カリッと香ばしい薄皮に、甘さを抑えてぜんざいのようにみずみずしく炊き上げた北海道十勝産の小豆の粒餡を「ぎっしり」詰め込み、ひと口食べると外側がカリッと、中はトロッとした食感が味わえる。
味わいのほか、他のたい焼きと異なるのはその形。通常のたい焼き形ではなく、「おめでたい」意味も込めた直径約10センチの「丸形」で提供する。大野さんは「(丸形にしたのは)薄皮のカリッとしたおいしさを生かし、餡をたっぷり挟み込めるため。どこから食べても皮、餡、羽の食感をバランスよく味わえる形を考えた結果、丸形だった」と話す。
店頭では常に「焼きたて」を提供。1匹から販売しており、価格は160円。テークアウト後は、電子レンジで軽く温めた後、オーブントースターで表面を1~2分程度焼くと焼きたてのような香ばしさと、ほくほくになった餡が味わえるという。
たい焼き機「鉄次」について、大野さんは「(機械は)最初は平面を考えていたが、スペース的なことを考えると難しい。ある日『縦の空間を使う=回転させる』ことを思いついたことで、すべてが開けた」と振り返る。ただ、その後も皮の厚さ、餡の量などムラなく焼き上げるための試行錯誤は続いたという。「(鉄次は)単なるたい焼き機ではなく、大切な『職人』。店頭でたい焼きが焼き上がる様子も楽しんでほしい」とも。
大丸東京店広報担当の田中晶子さんは「八重洲かいわいは手土産需要が高いだけでなく、ビジネスマンやOLも多いので、新しいたい焼きは、家庭や会社で多くの人に楽しんでもらるのでは」と「鉄次」の働きに期待を寄せる。
店内厨房に設置される、大回転式たい焼き機「鉄次」(関連画像)大丸東京店たい焼き鉄次(Webは4月19日オープン)グレープストーン
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