SPECIAL INTERVIEW

TVチャンピオン「デパ地下女王選手権」を振り返って
問題に答えられなかったのがすごく悔しくて・・・
おめでとうございます。まず応募の動機を教えてください。
デパチカドットコムからのサポーターへのメールを見て、面白そうだなと思いました。TVチャンピオンの番組は何度か拝見していて興味を持っていましたし、スイーツ好きで、食べるだけでなく情報を見たり聞いたりするだけでも楽しくて、こうして蓄積した知識が一体どのくらい通用するのか試してみたいと思って応募しました。豊富な知識と経験の持ち主の方々にお会いして一緒に競うことができるのは、自分にとってとてもいい刺激になるだろうと、興味津々でした。

事前に面接もあったそうですが・・・いかがでしたか?
プロフィールを提出し、参加対象全員の面接(3名ずつ)があり、デパ地下に対する魅力やどんなものが好きかを聞かれたので、私なりにデパ地下への関わり方などを答えました。その後、抜き打ちテスト(ペーパーテスト)もありました。成績云々ではなくて、私たちのデパ地下に対する知識度というか、設問を作るに当たりどんな問題なら答えられるか否かを把握するためらしいのですが、これが正直言うとすごく難しかったですねー。

例えばケーキの写真がありケーキの名前を答えるのですが、抜き打ちだったので、店名は分かっていてもケーキの名前は何だったっけ?という具合で・・・正確な名前が出てこなくてあまり答えられませんでした。やはり、日頃デパ地下の好きなお店でお買物をしようとしていても、品名を正確に覚えようと思って回っているわけではないので・・・難しかったですね。でも問題に答えられなかったのがすごく悔しくて、性格上、気になると絶対調べる性格なので、後で問題を思い出しながら調べました。
1・2回戦は、まさに早い者勝ち!の世界でしたね。
さあ、1回戦。いかがでしたか?
1回戦の場所は新宿の高層ビルの中にあるお店だったのですが、東京のデパ地下を東西に分けてブロックで戦うという形でした。出場者は6名で3人ずつの対戦でした。TVチャンピオンだと走り回って・・・って思っていましたが、店内ということもあって、映像を見て解答したり、問題を読み上げられて早押しで解答したりと・・・いう対戦スタイルでした。対戦した3人とも映像だけでどこの商品かは分かっていたので早押し勝負でしたね。中でもお一人の方は特に早くて・・・デパ地下のエスカレーター2本がまず映り、地下に向かう映像だったのです。で、これは・・・って考えいる時にポン!と、あっという間に解答されたんですよ。質問はここ(エスカレーター)を降りたところにある店名は?という内容でした。

すごいですね、エスカレーターだけでよく分かりましたね。
そうなんですよ。答えは銀座三越のジョアンでしたが、(早押しがあまりにも早かったので)なぜ分かったのか訪ねたら、この方は銀座三越のデパ地下はよく利用されていて、デパ地下の床を見た時にもうピン!と来たそうです。これだけで銀座三越だって分かったらしいんです。すごいですよ!映像は続きがあって、エスカレーターの後ジョアンが映っているんですが、この方は、エスカレーター→銀座三越→(だったら)ジョアン!ていう具合にあたりをつけて、ジョアンが映る前に解答されたんですね。

私が答えた問題でも、今度は1階から地下に降りる階段の映像で、この階段を観た瞬間(特徴的な階段だったので)すぐどこのデパートかはわかりました。(階段の映像は日本橋タカシマヤ)では、一体何を答えさせたいのか?この時は早押しで勝負がかかっていた問題だったんですが、想像しながら『きっと日本橋タカシマヤにしかない店舗か、商品だろう』と。それで想像して答えたら何と大当たり!とにかく皆さんデパ地下にはとても詳しいので、ゆっくり考えている暇が無いんですよ!皆さん答えは分かっているゾって雰囲気で・・・。だから何の問題なのかを予想して、当たりをつけて、早い者勝ち!の世界でしたね。

2回戦は実際にデパートでのロケだったんですよね。
2回戦は4人での対戦でした。実際のデパ地下でTV収録があり、プランタン銀座、銀座三越、松屋銀座、池袋西武、新宿伊勢丹、新宿小田急と回りました。実際の商品を見て答える内容で、勝ち抜き対戦で、"早押し" ならぬ"早旗揚げ" で答え、2問先取した人から抜けていく形でした。ラッキーなことに、私がよく利用する池袋西武の問題が多かったので、私自身は最初の方で2問先取できて、その後は他の方たちの勝ち抜き戦を見ていました。

この2回戦で一番ヘビーだったのは新宿小田急でしたね。私はこの時点ですでに先取していたので見学側でしたが、問題自体は難しくないのですが、大変でしたよ〜。食材が出てきて、これを見て「この食材を使って作っている商品を買ってきてください」っていう問題だったんです。お金は、がま口に入っているものを支給され、新宿西口のバスターミナルのあたりで問題を出され、カメラ内臓ヘルメットのようなものをかぶり、走っている様を後ろからカメラマンが追いかけながら映像を撮る・・・という状態で売り場のお店まで走るんですね。

西口から売り場まで走るんですか?それはまた体力勝負ですね〜。
そうなんです。答えは「アベック丼」っていう新宿小田急のハルクB1F《こんがり亭》にある商品だったのですが、見せられた食材は海老と豚のヒレ肉だったんですが、比較的特徴があったので皆さん必死に走って買いに行きましたね。その中のお一人が途中で通行人とぶつかってしまい、ヘルメットについているカメラがずれてしまうというハプニングもありました。
決勝戦は、出来る限り頑張ろう!という気持ちで臨みました。
そして、いよいよ決勝戦。どんな気持ちで臨みましたか?
決勝戦は日本橋三越の屋上に特設会場を作って、3人着席での早押し。パネルに隠された問題を選びながら答える形でした。中にはマニアックな問題もありました。でも、さすがに決勝戦まで来ると、基本的には3人全員が出題された時点ですでに答えは分かっていて、後は早押しが勝負だ!・・・というところはありましたね。私自身周りから落ち着いているように見られるのですが、内心心臓はバクバクしてたんですよ(笑)。対戦自体は初めから楽しんでいましたが、早押しとなると・・・どこまで出来るかななんてちょっと心配・・・でしたね。ただ、ここまで結構勉強してきたし、分からないものは分からないし、出来る限りやろうという気持ちで臨んではいました。

予想以上に接戦でパネルを開きながらの対戦も、収録予定時刻を2時間も過ぎ、パネルが全て開いたところで決着という状況だったので、ハラハラしながら見守っていたスタッフの方々も、接戦ぶりが素晴らしいって喜んでいらっしゃいましたね。決勝戦はちょっと劇的な対戦でした。そう、この決勝戦で会場の応援席に1、2回戦目で惜しくも敗れてしまった方々が差し入れ持って応援に来てくださっていて・・・これはすごく嬉しかった。友人も応援に来てくれましたし、頑張ることが出来たのは皆さんのお陰ですね。

決勝戦当日、本当にいいお天気でしたね・・・。
応援ありがとうございました。色が白い方なので日傘は必需品なのですが、TV収録となるとそういうわけにもいかず、お陰ですっかり日焼けしてしまいました。その上暑さで頭もボ〜ッとしてきて・・・。でもスタッフの方々がこまめにお茶出してくださるなど気遣っていただいて、すごく有り難かったですね。司会の中村有志さんも、「ホラ、お茶出してあげて」とか、合間に声をかけてくださったりとか細かく気遣っていただきました。後は暑かったので予め出題用に用意されていた食品が傷みそうで、これはスタッフの方々も心配されていましたね。
出場前は、毎週末デパ地下に通ってひたすら予習しました。
出場にあたってどのくらい勉強しましたか?
デパ地下女王選手権への出場が決まってから撮影まで、約1ヶ月の余裕がありましたが、この間、週末はずっとデパ地下に通っていましたね。私の場合ケーキ・パン・チーズは得意分野で日頃から好きで購入していましたから、いくつかのデパ地下の状態は分かっていたのですが、お惣菜・お弁当、それからイートインについては、結構知らないところが多かったので、そのデパ地下にしかない限定もの、オリジナルものを集中して見て回りました。1回戦では、デパ地下をエリア的に東(東京・銀座・日本橋)西(池袋・新宿・渋谷)に分ける旨を事前に伺っていたので、ひたすらそのあたりを回っていました。デパ地下のはしごをするつもりで今日は東京大丸→日本橋三越→日本橋タカシマヤ→松屋銀座→銀座三越→プランタン銀座の順で回って帰ろうとか・・・。見る時も限定ものに絞って、ケーキ以外のお惣菜などを重点的に見ておこう・・・と思っているにもかかわらず、知らないケーキを見つけちゃうとついつい買ってしまったりと、勉強しているんだか、遊んでいるんだか・・・。(笑)

でも一緒に対戦してきた皆さんそれぞれ勉強方法を工夫されていました。自分自身でまとめないと覚えないからとノートにまとめたり、売り場で勝手に写真を撮れないため、商品の特徴を絵やイラストで描き込んだり、お店の商品カタログやパンフレット等を使って切り張りしてスクラップを丁寧に作って覚えたりと・・・。

どんな点が一番大変でしたか?
とにかく勉強するのが大変でした。全部のデパ地下のあらゆるお店、あらゆる商品を把握するのは到底無理ですので、このデパ地下にしかないお店とか、同じお店でもこのデパ地下にしかないオリジナル商品とかに的を絞ってひたすら覚えました。元々ケーキ好きでよくデパ地下を回っていたので「あ、ここにこんなオリジナルケーキが」って目に付いていましたが、お惣菜やお弁当は普段あまり注意して見ていなかったので未知の分野でしたね。とにかく回ってみてわかったことも沢山ありました。

ただ、恥ずかしかったのは、ロケで回る時にTV局のバスで移動するんですが、このバスの外側に「TVチャンピオン デパ地下女王選手権」と書かれた横断幕が付いていて・・・これには参りました。通りがかりの人の注目を集めて仕方が無かったのと、おまけにそのバスからゼッケンを着けてハチマキをして出てくるわけですから相当目立ちますよね。でも最後の方は慣れてきちゃって「サッ、頑張るぞ」なんてハチマキ締めながら気持ちを引き締めたりと余裕が出てきました。(笑)
いろんな方々との出会いが嬉しかったですね。
すごく楽しかったです。
それでは参加して良かった点は?
今回のことをきっかけにいい出会いがあったことは一番の収穫です。対戦ではありましたが、一緒に出場した方々とはすごく仲良くなりましたし、連絡先を交換し合ったりして・・・また改めてお目にかかりたいですね。やはり今回のことが無ければなかなか出会うことのできない縁ですし・・・それはすごく嬉しかったですね。テレビ収録も楽しかったですね。収録中はいろいろと大変でしたが、色々な方々との出会いや勉強も含めて、終ってみると本当に楽しい体験でした。

見事、初代優勝に輝いたご感想は?
TV収録のときディレクターの方に「TVチャンピオンに優勝するのはその時出場している人たちの中で一番勝ちたい、と強く思っている人が優勝するようにあの番組は出来ているんです」とおっしゃっていたんですね。私もせっかく出場するのだから、自分自身の実力を試したいというのもありましたし、今までの知識がどのくらい通用するか試したかった。とにかく、出来る限り頑張って、チャレンジしたいと思っていたので、結果としてそれがメ優勝モという形に結びついたことは、素直にすごく嬉しかったです。

今回の体験で、最も一番印象深かったことは?
テレビ番組の制作段階から関わるといった経験は初めてでした。撮影や美術などを始め非常に多くのスタッフの方々、さらに、デパートの広報の方々など、1本の番組にこんなにたくさんの方が関わり、苦労して作られているんだなぁ・・・というのが印象的でした。観ているだけでは分からないテレビ制作の裏の部分が垣間見えて楽しかったし、興味深かったです。
■インデックス
平岩さんとデパ地下の素敵な関係
TVチャンピオン「デパ地下女王選手権」出題内容
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