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「夢のスイーツ」プロジェクト
「夢のスイーツ」プロジェクト Vol.2

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原田さん&鈴木シェフ 竹田さん&日高シェフ 平岩さん&板橋シェフ

(サポート役:小田急百貨店食品部、恵羅さん)


原田さん&鈴木シェフ:ミーティング

原田さんの「夢のスイーツ」は、従来の洋菓子に和の素材を取り入れ、桜をイメージした、彩りとしても春っぽいスイーツ。原田さんはスイーツを買う時、色や形といったデザインでも選ぶことから、ショーケースに並んでいる状態でも「美味しそう!」な顔をしたデザインにしたいと希望。以前から《ア・ラ・カンパーニュ》のスイーツファンでもあったそうで、原田さんのアイデアと《ア・ラ・カンパーニュ》の持ち味がどのように融合するか・・・「ホントに楽しみ」と原田さん。


原田さん&鈴木シェフ:ミーティング

「素材にはこだわりたい」と話す鈴木シェフの意向から、「和の素材を取り入れ、桜をメインテーマにしたタルト」という方向性で、桜の塩漬けや桜のリキュールなどが素材として挙がる。


原田さん&鈴木シェフ:ミーティング

鈴木シェフより「一番こだわりたい部分は?」と聞かれた原田さんは、「やはり春のイメージなので、明るく“ピンクとグリーン”という色にこだわりたい」と話す。そこで、グリーンの部分には抹茶を使うことに。ここで、鈴木シェフがイメージをイラスト化し始める。


原田さん&鈴木シェフ:ミーティング

抹茶以外に、和の素材として求肥(ぎゅうひ)を用い、食感に変化を付ける提案が。タルトの表面に桜の塩漬けした花を散らした上にかぶせ、和紙が透けたような優しい感じを表現するのはどうかとういう鈴木シェフのアイデアに、原田さんも小田急百貨店の恵羅さんも「和の雰囲気が出て、新しい」とお気に入りの様子。


原田さん&鈴木シェフ:ミーティング

ここで抹茶をどう使うかを話し合う。タルト生地に抹茶を使うと焼き目の茶色がついてしまうのでグリーンの色が鮮やかに出ない。そこでタルト生地よりは、中に入るスポンジ生地に抹茶を入れることを検討。


原田さん&鈴木シェフ:ミーティング

他にも、タルト生地に米粉を使うと、もっちりした食感に仕上がると鈴木シェフより提案。原田さんも「個人的にも、もっちりした食感が好き」との感想。「口のいろいろな部分に仕事をさせる(例えば歯は歯、舌は舌という具合に)と満足感が得られるよ」と、プロならではのアドバイスを受ける原田さん。


原田さん&鈴木シェフ:ミーティング

恵羅さんがすかさず、「ホールにした時と、カットした時の見た目の違いがあるのも楽しそう。断面の美しさは、茶色の大地があり、グリーンの芝生が生えていて、その上に桜が咲いてという感じかな・・・」と、鮮やか印象でまとめてくれた。スイーツでありながら自然を取り入れたような、春らしく美しい配色となりそうだ。価格の検討も行われ、原田さんの「手軽に食べたい」「日常的に楽しみたい」という要望を考慮し、450円〜500円位を想定。


原田さん&鈴木シェフ:ミーティング

他にもタルト生地に黒糖で甘味を付けるとか、北海道産小豆や丹波産黒豆等を入れることが話し合われる。桜の塩漬けや桜のリキュールなどは味わい的に少し弱いかもしれないが、色合いなど視覚にも訴え、桜を食べたというイメージが強く感じられるようなスイーツを目指すことで意見が一致。また、桜餅に使用される桜の葉も素材として挙がるが、中心に葉脈があるのでペースト状にし、タルト生地に混ぜる方法も浮上する。


原田さん&鈴木シェフ:ミーティング

「夢のスイーツ」企画を提案した小田急百貨店の石田さんに現在までの経過を報告。桜の素材をメインに、和の素材でまとめたタルトを作っていくことでまとまる。素材の桜との相性を見ながら挙げられた素材で、鈴木シェフが次回までにサンプルを作ることに・・・。

(サポート役:小田急百貨店食品部、篠崎さん)


竹田さん&日高シェフ:ミーティング

竹田さんの「夢のスイーツ」は「花の図柄のロールケーキ」。房総地方の郷土料理で太巻き寿司(別名、絵巻き寿司)や金太郎飴の要領で、切り口から花の図柄がのぞくロールケーキ。切り口の美しさを追求したいという希望。


竹田さん&日高シェフ:ミーティング

他にも様々なアイデアのある竹田さん。カクテルをテーマにし、グラスにも趣向を凝らしたアイデアや、テディベアがそのままケーキになったものなど、イラストも上手なので惹きつけられる。日高シェフが竹田さんのスイーツを選んだのもこのアイデアの豊富さ。「お互いにいろいろとアイデアを出し合っていけそう。」と日高シェフも竹田さんに期待。


竹田さん&日高シェフ:ミーティング

太巻き寿司をモチーフにしたスイーツの話し合いで、太巻きをロールケーキで表現する時、中に入れる素材で日高シェフより意見が・・・「ロールケーキで、中にフルーツを入れてどこを切っても金太郎飴みたいにすべて断面が同じというのは難しい。例えばハート形の細長いゼリーを作れば何とかなるかも・・・」。


竹田さん&日高シェフ:ミーティング

日高シェフは「巻き寿司とは違うので、お米のようなかたいものなら巻く事は出来るけれど、スポンジと生クリームで巻くのは無理かも・・」と、気を付けなければならない点を指摘。ロールケーキの外側に何か模様を付けたいという竹田さんの要望で、唐草模様のような、ゴシック風模様が挙げられる。竹田さんは、ロールケーキの中にバラの花の様な模様を入れたいとのこと。



竹田さん&日高シェフ:ミーティング

「ロールケーキだと巻くことで模様がズレる恐れもあるので、型に生地を入れ、中心となる模様を詰め、上からまた生地をのせ、挟み込むようなものであれば近いものが出来るかも・・・」と日高シェフ。その他の「テディベアをスイーツに・・・」という案でも、素材にどのようなものを使うかを検討。周囲の女性たちには可愛いと人気のテディベアだが、大きさも含め話し合いは進んだ。


竹田さん&日高シェフ:ミーティング

小田急生活情報誌「CUE!」の撮影と取材後、さらに話し合いは、どのアイデアに絞り込むかで進む。日高シェフとしては、カクテルを使ったスイーツも気になる様子。カルーアミルクやスクリュードライバーなどは面白いと評価。ただ、ショーケースに並ぶことを考えると「夢のスイーツ」は1点だけなので、ちょっと考え込むシーンも。


竹田さん&日高シェフ:ミーティング

小田急百貨店の篠崎さんは、竹田さんの「見た目がキレイで、食べても美味しくて、ロマンチックな気分に浸れるスイーツ」を受けて、いろいろなものが詰まっているロールケーキタイプかな・・・とサポート。そろそろ打ち合わせの終了時間が迫り、どの案をサンプルとして日高シェフが作るかに話題が集中。


竹田さん&日高シェフ:ミーティング

日高シェフは、竹田さんのアイデアに出来るだけ添うものを・・・ということで、春という販売時期もあり、巻き寿司風の「花の図柄のロールケーキ」をチョイス。普段は明治記念館でウエディングケーキも作っている日高シェフは、「どんなものでも作れますよ」と頼もしい一言。ただ販売となると、ある程度の個数を一定期間作ることになるため、どんな素材を使い、どう作っていくかを検討。ロールケーキでは再現出来ないので、型に入れ、ロールケーキ風に作ることに方針が決定。


竹田さん&日高シェフ:ミーティング

ロールケーキの中だけでも土台部分、中の花の部分、周りのスポンジなどそれぞれの工程をたくさん組み合わせなければいけないようで、日高シェフ曰く「難しそう」。全体の味わいの調和も含め、素材も日高シェフがいろいろとアイデアを出しながら話が進み、次回のサンプルに期待。

(サポート役:小田急百貨店食品部、鈴木さん)


平岩さん&板橋シェフ:ミーティング

平岩さんの「夢のスイーツ」は“花”をテーマにしたスイーツ。桜のスイーツは多いので、敢えて他の花を・・・ということで、「園庭や小学校の校庭で迎えてくれたチューリップとパンジー。新しいスタートを祝福してくれるような、元気をくれる花たち・・そんな花の姿そのものをスイーツに出来たら・・・」と、出会いを明るく迎えたい平岩さんの優しい心遣いが感じられるアイデア。


平岩さん&板橋シェフ:ミーティング

アイデアもイラストに表して、具体的に説明する。平岩さんのこだわりはチューリップの形、ちょっと開きかけの花びらの感じ。出来るだけ花の形に忠実に、花弁を3枚、がくを3枚重ねた形に描かれている。参考スイーツは《ラ メール リッシュ》の「ガトー アンディーブ」。モンブランクリームで形作った花弁が上に伸びているのが特徴的。


平岩さん&板橋シェフ:ミーティング

板橋シェフ、平岩さんのチューリップに対する具体的な内容に「思わず花屋さんでじっくり観察しましたよ」と驚きつつも、感心。また、味わい的には「フランボワーズやいちごなどさわやかな甘酸っぱさを生かしたものを中心にしたい」と、平岩さんが要望。花の根本にメレンゲを置いてという平岩さんのアイデアは、冷蔵庫での保存が難しいかもしれないということで、この部分は板橋シェフのアレンジを加える。


平岩さん&板橋シェフ:ミーティング

この後、チューリップの花びらをどうやって作るかに話しは集中。板橋シェフの花びらに対するアイデアは、素材にホワイトチョコレートを使用することだった。風船を膨らませたものを使って、ピンクに色付けたホワイトチョコレートを花びら風に湾曲させて・・という具合。


平岩さん&板橋シェフ:ミーティング

平岩さんから、参考として《KOSEN》の「舞妓」が挙がる。いちごのきんとんのようなやわらかさが、目指す食感の理想。小田急百貨店の洋菓子バイヤー・鈴木さんより、板橋シェフのホワイトチョコレートを使いパリッとした花びらのタイプと、「舞妓」のように、やわらかい素材で作られた花びらのタイプという、2つのパターンをサンプルとして見たいと要望が出る。


平岩さん&板橋シェフ:ミーティング

平岩さんは「薄い本物の花びらのような見た目にこだわって チョコレートを使うよりも、やわらかい質感にこだわりたい・・」と。さらにチューリップの花びら作りに話題は集中。形もしかり、スイーツとして全体の味の調和もしかり・・・板橋シェフは悩む。


平岩さん&板橋シェフ:ミーティング

ここで小田急生活情報誌「CUE!」の取材班より、平岩さんと板橋シェフとのツーショット写真撮影。取材中、平岩さんのスイーツに決定した理由について「プロの発想では、あまり出てこないスイーツだった。これは自分にとってもいい挑戦。ただ、ちょっと難しいのを選んじゃったかな・・・」と、板橋シェフ。


平岩さん&板橋シェフ:ミーティング

取材後、話し合いは全体の味わいの方向性へ。フランボワーズやいちごの甘酸っぱさを生かすというのは平岩さんも板橋シェフも納得。色合いについて、チューリップのピンクは濃い色ではなくやわらかい色に決まる。


平岩さん&板橋シェフ:ミーティング

サンプル作成までに10日足らずしか無いことを確認しながら、始終花びら作りの素材を悩み、和菓子作り的な発想へも思いを巡らせつつも、自分にプレッシャーをかける板橋シェフ。平岩さんも「頑張ってください!」とエールを送る。

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