(サポート役:小田急百貨店食品部、鈴木さん)
テーマ:
「チューリップ」
板橋シェフより、平岩さんアイデアのチューリップをイメージしたスイーツのサンプルと、土台の部分が提出され、試食。チューリップの花びらの部分は、シェフのアイデアにより、ホワイトチョコレートをピンクに色付け、風船を使って湾曲させたもの。中は、とりあえずということでチョコレートにフランボワーズやいちごを入れた状態。
「今回はチューリップの花びらの再現を、と思っていたので、全体的な味の調和はまだあまり考えていない」と板橋シェフ。平岩さんは今回の打ち合わせまでの間、板橋シェフに、より具体的なイメージを伝えるため、事前に資料を送っていた。
サンプルの土台にはフランボワーズのムースとメレンゲを組み合わせたものを使ったそうだが、フランボワーズの酸味がさわやかで美味しい。ただこの土台は、平岩さんのイメージより若干大きい様子。またチューリップの花が土台に直接刺さったようなデザインだったため、もう少し花らしい雰囲気にしたいと希望。そこで「カップに入れたらどうか」と提案する平岩さん。板橋シェフとの話しで、土台から花の部分を離すという発想に落ち着く。
平岩さんは、花びらの部分に関して色をもう少し鮮やかにして欲しい、また質感については「元々いちごのモンブランのようなやわらかいものを」と考えていたので、イメージとは違うことを板橋シェフに伝える。「例えば、切り花のチューリップの花束を横に寝かせたような状態の、花に茎と葉がついているようなものはどうか」と板橋シェフに相談。「その場合、横に長くなってしまうのでショーケースには収まらないかも・・」と、板橋シェフ。
今回の打ち合わせまでに、平岩さんが参考として前回話していた《KOSEN》の「舞妓」を試食していた板橋シェフは、平岩さんがイメージしている「やわらかさのある質感」は認識していた。が、チューリップの花びらを作る場合、適さないのでは・・とも感じていた。また、花びらの中はどうするかについても話し合い、板橋シェフから「汁が出るもの、重いものは花の部分の形が崩れるので入れられない」という意見。平岩さんもこの部分は特にこだわっていなかったので、板橋シェフにお任せすることに。
平岩さんには《ラ メール リッシュ》の「ガトー アンディーブ」のイメージがあったので、本物の花びらの再現にこだわっていた訳ではなかった。数日前、「参考までに、見てほしい」と、本業で特に忙しい板橋シェフに平岩さんが商品を届けるという経緯もあったそうだ。「押しかけちゃいました・・」と平岩さん。チューリップの花びらについて話し合いは続く・・。
小田急百貨店の洋菓子バイヤー・鈴木さんは、ホワイトチョコを使った花びらは保留にし、平岩さんがこだわっているやわらかい質感の花びらを試作していただくよう、板橋シェフにお願いする。
平岩さんから「容器を活用しては」というアイデアがあがる。例えば足つきのグラスに葉を異素材で付け、カップに花の部分をのせる・・という具合。と、話をしている途中に突然、板橋シェフがひらめいた!平岩さんに「今までのことも踏まえて作ってみたいものがあるので、任せてもらえないか」と。どんなものなのか平岩さんが尋ねても「ナイショ!」と一言。次回の最終サンプルに期待。 |