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日本初上陸のリストランテ「オステリア・フランチェスカーナ」がイートインで提供する特別メニュー「低温調理した牛ひれ肉のグリル風」（左）と「リゾットパルミジャーノ」（右）など

　日本橋三越本店は4月14日（水）より、イタリアの美味を集めた「三越イタリアフェア」を本館7階催物会場で開催している。

　外国フェアの中でも最も人気が高いという同フェアでは今回、ピアツェンツァからリミニを結ぶエミリア街道が走る北イタリア「エミリア・ロマーニャ州」を特集。同街道は、「食の宝庫」と呼ばれるパルマをはじめ、モデナ、ボローニャなど、豊富な食材と伝統料理で有名な地が点在するため「美食街道」とも呼ばれているという。パルミジャーノ・レッジャーノや生ハムをはじめ、バルサミコ、オリーブオイル、伝統料理、伝統菓子など希少な味わいや本格的な味を数多く取りそろえるほか、地元でも評判の3つのレストランが入れ替わるイートインも登場。エミリア・ロマーニャ州をはじめとするイタリア各地からえりすぐりのワインも集める。

　目玉となるイートインに1番手で登場するのは、サヴィーニョにあるトラットリア「ダ・アメリゴ」（初日〜16日）。卵をたっぷり使ったパスタの中に一つひとつ豚肉やチーズを合わせた具材を詰めた「トルテリーニ」（各日限定50点）にアンティパストとドルチェをセットした「郷土料理コース」（1人前2,625円）を販売する。2番手は、イタリアで今最も注目を集める評判の料理人マッシモ・ボットゥーラさんがプロデュースするミシュラン2つ星リストランテ「オステリア・フランチェスカーナ」（同17日〜19日）が日本初登場。イタリアと日本の素材を使ってアンティパストからセコンドピアット、プリモピアット、ドルチェまで今回のために特別に用意したという「シェフズコース」（1人前＝5,250円）を販売（別に1人前10,500円のコースもあり）する。3番手も同じく日本初登場となる、アドリア海の海の幸にこだわるチェザナティコのトラットリア「ステファノ・バルトリーニ」（同20日〜23日）。アンドレア・バルトリーニシェフが来日し、日本の新鮮な素材を使いったアンティパスト、プリモピアット、ドルチェの「シーフードコース」（1人前2,625円）を提供する。

　イートインには、世界ピッツァ選手権で2年連続優勝を果たした山本尚徳さんが手がける中目黒「ダ・イーサ」も期間限定で登場し、「ピッツァ マルゲリータ」をはじめ、「ピッツァ フンギ」「ピッツァ ロマーナ」（各1枚1,680円〜）などや「アランチーノ」（1個525円、各日限定100点）を販売するほか、バリスタ横山千尋さんがいれるエスプレッソをドルチェと一緒に楽しめる「バール・デルソーレ」も登場。

　そのほか、18カ月以上熟成させたパラヴィチーナ社の生ハム「クラテッロ・ジベッロ」（100グラム＝4,200円）や、希少品種モデナの白牛の乳を使って1日2個しか製造されないという幻のチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」（100グラム＝1,575円）も登場。「COME UNA VOLTA」は小麦粉とオリーブオイル、塩などを混ぜ焼き上げた生地を使ったエミリア・ロマーニャの郷土料理「ピアディーナ」（630円〜）を実演販売し、生ハムとモッツァレラを使った食事タイプから、チョコレートを使ったデザートタイプまで10種類を展開する。

　日本橋三越限定品では、包み焼きピッツァの「カルツォーネ」やワイルドチェリーのシロップ漬け「アマレーナ」をかけたソフトクリーム、キャラメル生地に濃厚なチョコレートを使って焼き上げた焼き菓子、モデナ産バルサミコビネガーを使ったパンナコッタなども。

　イタリアワインフェアでは、約250銘柄を取りそろえ、試飲会やワインセミナー、ボトルサインサービスなどのイベントを会場で行う。

　会期は同23日（金）まで。

「COME UNA VOLTA」が実演販売する、ロマーニャの郷土料理「ピアディーナ」（関連画像）日本橋三越本店