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「美濃吉」が七夕に向けて販売する「そうめん 水晶寄せ」

　京王百貨店新宿店は現在、中地階食品フロアで「七夕フェア」を開催している。

　フロアの各店頭では、七夕の夜空の星をイメージした和菓子や星形のケーキなどのスイーツを展開するほか、旧暦の「七夕の節句」の供え物とされていたという「そうめん」を使った総菜も登場。

　平安時代の宮中では、旧暦の「七夕の節句」にそうめんの原型とされる「索餅（さくべい）」（＝奈良時代に唐から伝来した唐菓子の一つ）を食べると病にかからないという中国の故事に倣い、供え物として七夕行事に取り入れられていたほか、七夕の厄除けとして食するなど、広く用いられたという。そこで「美濃吉」は、そうめんを天の川に見立て、シイタケやエビ、グリーンピースと一緒にだし汁のゼリーに閉じ込めた「そうめん 水晶寄せ」（1個525円、7月1日より登場）を販売する。

　七夕にちなんだスイーツでは、「鎌倉ニュージャーマン」がさっぱりとした口当たりのレアチーズケーキに、クランベリーとコアントロー（オレンジリキュール）のゼリーを飾った星形のケーキ「スタースイーツ」（直径約14センチ＝1,575円、7月1日より登場）を販売。「源吉兆庵」は小豆を加えたわらびもちに、ようかんのササの葉、短冊をあしらい、金箔（きんぱく）で夜空に輝く星を表現した涼菓「七夕祭り わらび餅」（きな粉付き、9.5×14.5センチ＝945円）を、神戸に本店を構える「一番舘」はなめらかな星形のミルクチョコレートを星形パッケージに詰めた「星チョコレート」（20個入り＝399円）を、それぞれ販売する。

　期間は同7日（水）まで。

「源吉兆庵」の七夕限定わらび餅（関連画像）京王百貨店新宿店