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黒埼茶豆、銀座はちみつ、それぞれの味わいを生かした松屋限定「〜茶豆×銀座はちみつマカロン〜」

　松屋銀座は8月21日（土）より、新潟県特産物「黒埼茶豆」を使ったオジリナル商品の販売を地下1階食品売り場で開始した。

　日本産のトキが絶滅し、ミツバチが大量死するなど、生態系の混乱は人間による環境破壊が原因とされ、各地で対応策が行われている。新潟・佐渡では、トキのために田んぼにまく農薬を減らしてトキがすめる環境作りに取り組み、銀座ではビルの屋上でミツバチを飼育するほか、ミツバチのために屋上菜園や屋上庭園を造るなどのプロジェクトが進む。この2つの地域活動が一緒になったのが「トキ×ミツバチ応援プロジェクト」。

　銀座に店を構える同店は、「トキ×ミツバチ応援プロジェクト」をはじめ銀座を拠点とした環境作りを行う活動に賛同し、応援する意味でさまざまな商品を企画・展開している。「黒埼茶豆」を使った企画も同プロジェクトの一環。

　「黒埼茶豆」は、全国有数の収穫量を誇る枝豆王国・新潟県でブランド茶豆の代表格。黒鳥地区の土は粘土質で栄養が高く、川の氾濫によって土が肥えているため「黒埼茶豆」を作るのに適した土地。その豊かな香りと甘み、シャキッとした歯応えは全国的にも知られ、「枝豆の王様」とも言われているという。今回は、新潟県の黒鳥地区で保苅明子さんと本間嘉彦さんによって作られた「黒埼茶豆」を使い、4種類のスイーツを展開する。

　「タント・マリー」はほのかに塩味を加えた香りとうま味のある黒埼茶豆のマカロンに、銀座はちみつ入りのマカロンも加えたオリジナルボックス「〜茶豆×銀座はちみつマカロン〜」（8個入り＝1,050円）を、「果匠 正庵」は黒埼茶豆を水ようかんに仕立てた「ずんだ水羊羹」（347円）を販売。

　「メゾンカイザー」は黒埼茶豆を使って、カイザーイチオシのチャバタに挟み、パルメジャーノチーズをアクセントにオリーブオイルをかけ、茶豆のうま味とチーズの香りを引き立たせた「茶マメのチャバタサンド」（451円）を、「ブランジェ浅野屋」は黒埼茶豆と、コクを加えるためのチーズをパン生地に混ぜ焼き上げた「新潟黒埼の茶豆フランス」（210円）を販売する。

　同店広報課の小笠原由佳さんは「今回は、新潟・黒鳥地区で採れた黒埼茶豆を使ったが、実は現在当店屋上でもわずかではあるが栽培を試みている。ゆくゆくは収穫した黒埼茶豆で、オリジナル商品を多彩に展開していきたい」と話す。

　販売は9月中旬までを予定。

黒埼茶豆とチーズ、オリーブオイルがマッチした「メゾンカイザー」の松屋限定「茶マメのチャバタサンド」（関連画像）松屋銀座銀座ミツバチプロジェクト−トキ×ミツバチ応援プロジェクト