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埼玉・越谷「グラン・ナチュール」が販売するヘルシーモンブラン「モン・グラン」

　プランタン銀座の本館地下2階フーズフロアで9月10日（金）、国産の素材を用いたスイーツを展開する「Nipponスイーツ2010フェア」が始まった。

　昨年6月に初めて開催された同フェア。「国産フルーツ」をテーマに、約40種類のオリジナルスイーツを展開し来店客に好評を得た。2回目となる今回は国産の「米・雑穀」をテーマに、期間限定出店の3店舗を含む15店舗が参加し、オジリナルスイーツを中心に約40種類を販売する。

　フェア開催に合わせ、高知県とのコラボレーション企画として同21日（火）から7日間、「高知県フェア」も開催。日本一の生産量を誇るユズを使った「高知特産ゆずのギモーヴ」（アローツリー）をはじめ、濃厚な味わいの「土佐ジロー 卵」や高品質の「土佐茶」など、高知県産の食材を使ったスイーツも販売する予定。

　期間限定店舗には、埼玉県越谷市にパティスリーを構える高井裕佳シェフが手がける雑穀スイーツの新ブランド「グラン・ナチュール」が同フェアに合わせて登場。キビやアワなど雑穀ベースの生地にムラサキイモやニンジンなどの野菜ペーストを使ったクリームを搾ったヘルシーモンブラン「モン・グラン〜雑穀の山〜」（もちきび、黒米、高きび、えごま、もちあわの5種類、各473円）や、みつ芋で作ったクリームをサンドしたマカロン、雑穀で作ったフィナンシェなどを販売する。

　新潟県上越市にある「パティスリー リ・リ」（同20日まで出店）は、上越富岡産の米「こしいぶき」の米粉と安曇野産クリームチーズを使った一口サイズのチーズケーキ「米（マイ）・チーズ」（6個入り＝600円）のほか、コシヒカリや玄米、牛乳入りのプリン3種セット、サブレなどを販売。

　国産・東北産の素材にこだわった洋菓子専門店「杜のマドンナ」（同21日より出店）は、米粉を配合したシュー生地に宮城県産茶豆のクリームを合わせた甘さ控えめのシュークリーム「せんだいちゃ豆」（250円）や、国産レモンがポイントの「せんだい檸檬」（250円）をはじめ、米粉を配合したロールケーキでミルフィーユを包んだ「パイロール」（ショコラ、ブラン、抹茶、仙台イチゴの4種類、各250円）、米粉80％以上を配合した「山型こまちパン」（1斤1,050円）を販売する。

　既存店では、「エム-ワン カフェ スイーツ」は北海道産米粉のロール生地と米のスフレを使ったロールケーキ「リ・スフレ」（380円）を販売するほか、「ドゥース・フランス ビゴの店」は米粉を使った生地で大納言と求肥、抹茶クリームを巻き上げた「ルーレ・ニッポン」（長さ約12センチ＝1,260円）を、ソフトクリーム専門店「北海道ソフトクリームMOUMOU」は北海道十勝産牛乳100％を使った濃厚な「バニラソフトクリーム」（玄米フレーク入り＝331円）などを販売。

　会期は10月4日（月）まで。

「エム-ワン カフェ スイーツ」は北海道産米粉を使った「リ・スフレ」を販売（関連画像）プランタン銀座