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モンテサーノ社のイベリコ豚肩ロースなどを使った「パエリアバレンシアーナ」（ボテガ・デ・サリナ）

　伊勢丹新宿店の本館地下1階食品フロアで9月22日（水）、「フードフェスティバル スペイン」が始まり、各売り場からさまざまなスペインフードが登場している。

　食品催事場では、イベリコ豚の中でも広大な土地で3カ月放牧飼育し自生するドングリや牧草のみを食べて育ったわずか1割という希少なイベリコ豚「ベジョータ」（スペイン語でドングリを意味する）の生ハムをはじめ、魚介類を使ったパエリアやスイーツ、オリーブオイルなどを展開。

　モンテサーノ社が手がけるのは、赤身と脂質のバランスが良く独特の風味や舌触りが特徴の「ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ」（10グラム＝約2〜3枚＝630円）。店頭ではオーダーカットで量り売り販売するほか、あらかじめスライスしたパック（50グラム＝2,520円）も用意。イベリコ豚の首の後ろ部分に当たる、脂肪分が少なくステーキに最適な「イベリコ・ベジョータ・プレッサ」（200グラム＝2,310円）も併せて販売する。

　「ボテガ・デ・サリナ」はモンテサーノ社のイベリコ豚肩ロースとアルゼンチン産のエビなどを使った「パエリアバレンシアーナ」（1人前1,800円）や、ジャガイモやタマネギ、ツナなどを使ったスペイン風オムレツ「トルティージャ」（1カット600円）を販売。

　スイーツには、「マス パロウ」の手作りビスコッティ「ビスコッティカリキニョリス」（チョコレート、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、各100グラム入り＝630円）や、伝統揚げ菓子チュロスを「サンヒネス」がハート型に仕上げた「ハートチュロ」（プレーン、イチゴ、抹茶、チョコ、チョコアーモンド、各1個150円〜230円）が並ぶほか、「マ・パティスリー」では「アグネスホテル東京 ル・コワンヴェール」のイチジク入りベイクドチーズケーキや、「ウエスト」のモザイク柄ケーキが登場する。

　「グランド カーヴ」で取り扱うスペインワインには、日本初登場のカヴァ（スペインのスパークリングワイン）や、「トーレス」の蔵出しオールドヴィンテージワイン（数量限定）、「ペレス・バルケロ」の辛口タイプのシェリー酒「タウロマキア・フィノ」（15度、750ミリリットル＝3,360円）なども。

　「キッチンステージ」には、麻布十番「バル レストランテ MIYAKAWA」の宮川秀之シェフ考案レシピで、魚介類のパエリアに赤ピーマンのサラダ、フルーツトマトのガスパチョなど全5品（1人前2,100円）を提供する。

　会期は同28日（火）まで。

「マス パロウ」が販売する、手作りのビスコッティ「ビスコッティカリキニョリス」は4種類の味わい（関連画像）伊勢丹新宿店