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ライチゼリー入りのライチムースに桜の花をデコレーションした「桜とライチ」

　フランス菓子「コロンバン」は現在、3月のスイーツとして「桜」をテーマにした新作プチガトーやロールケーキ、ワッフルなどを関東地区のコロンバンショップ8店舗で販売している。

　展開するのは、桜風味のクリームを絞って中にイチゴを忍ばせた「桜のモンブラン」（420円）や、ピスタチオの生地に桜とライチのムースを流し込んだ「桜とライチ」（473円）などのプチガトー3種。そのほか、アントルメでは刻んだ桜葉を練り込んだシフォンケーキ生地に花びら型のチョコと生クリームをデコレーションした「さくら（桜のシフォンケーキ）」（直径約12センチ＝683円）、ロールケーキでは桜風味のクリームを桜色の生地で巻き上げて桜葉の蜜漬けをあしらった「桜の香るロールケーキ」（長さ約12センチ＝1,050円）、ワッフルではチーズクリームの上に桜餡とバタークリームを加えた桜クリームを絞った「桜ワッフル」（210円）を、それぞれ販売。なお、店舗によって取り扱う商品は異なる。

　東日本大震災で原材料確保や配送体制などに影響が及ぶ食品業界。同ブランド広報の白石亜弥子さんは「食材ごとに数社と取引しているため今のところ調整できており、供給不足に陥っているということはない」とし、時短営業を続ける百貨店の店舗についても、「ガソリンを無駄にしないような配送ルートを考え、自社便で運搬しているので商品の供給に関しても問題ない。ただ、停電等の影響で日によっては商品を冷ケースに陳列できないこともあり、商品の販売ができない店舗も出てしまう」と話す。「さまざまなことで不安やストレスを抱える中、桜スイーツを食べて少しでも心が安らいでいただければ」とも。

　フェア開催は4月4日（月）まで。

3月のマンスリーロールケーキ「桜の香るロールケーキ」（関連画像）コロンバン