デパチカドットコム

写真を拡大

「紅茶とあわせて楽しむ」がコンセプトの、新作バウムクーヘン「つくばの樹」

　西武筑波店の1階洋菓子売り場に出店する紅茶専門店「花水木」が、バウムクーヘン「つくばの樹」を販売している。

　同品は、「一層ずつ年輪を重ねるように『つくば』の地に根を張り、この地を全国に発信していきたい」と近年老若男女に人気のバウムクーヘンに焦点を当て、「紅茶とあわせて楽しむ」をコンセプトに開発した4月中旬に発売した新作焼き菓子。「紅茶とのマリアージュ」を提案することで、紅茶の販売に加え、主力商品の一つとして今後販売していく考え。

　素材には、地元茨城産の良質な卵に加え、まろやかなコクのきび砂糖、しっとりとやさしい食感に仕上げる蜂蜜などを使用。「しっとり、ふんわり」感に仕上げるため、職人が一本一本焼き上げた。味わいは2種類。周囲のフォンダン（砂糖がけ）に隠し味として桃とレモンピューレを加えた、素材の味わいをシンプルに楽しめる「プレーン」と、生地に香り高いアールグレイの茶葉を混ぜ合わせ、フォンダンにレモンピューレを加え「花水木アールグレイ」を展開する。

　「紅茶とのマリアージュ」では、厳選した紅茶との組み合わせ・食べ方を提案。朝食にはミルクティーと温めたバウムで「朝バウム」、オフィスでのティーブレイクにはフレーバーティー×スティック形バウム、初夏ならアイスフルーツティー×バウム、夏には水出しフレーバーティーと冷蔵・冷凍したバウムで「冷バウム」など。組み合わせは、スイーツジャーナリストとして活躍する平岩理緒さんが監修し、店頭に資料も用意する。

　価格は、「プレーン」は3タイプで、ラージサイズ＝2,940円、レギュラーサイズ＝1,260円、スティックタイプのプチサイズ＝735円。「花水木アールグレイ」は2タイプで、レギュラー（1,365円）とプチサイズ（787円）。賞味期限は、ラージ・レギュラー＝12日、プチ＝30日間。

　季節に合わせ、店頭ではサクランボの香りの紅茶とともに同品の試食を行っている。「自家用として紅茶と一緒に購入される方をはじめ、ウエディングの引き菓子、快気祝いなどに利用していただいている」と同商品開発スタッフ。

　つくば本店、グランデュオ蒲田店でも取り扱い、今月25日には水戸駅ビルEXCELへ出店し初日より販売する。中元シーズンには他店でも販売を予定。

　なお「花水木」店頭では東日本大震災を受け、地元経済活性化の一助と被災地復興を願い、「食べることで支援」できるチャリティースイーツの取り組みとして同品売り上げの一部を日本赤十字社茨城支部へ義捐金支援を行っている。

自家用のほか、手土産やギフトなどさまざまなシーンに利用できる専用パッケージ入り（関連画像）西武筑波店紅茶専門店「花水木」