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「フランスフェア」で展開するパン各種

　「ドンク」は7月1日（金）より、「フランスフェア〜伝えたいフランスの味、日本人ブーランジェの味〜」を全国131店舗で展開する。

　同14日の「フランス革命記念日」に合わせて行う同フェアは、日本のパン職人の技術力と伝統的なフランスパンの魅力に焦点を当てる企画。同ブランドが45年以上前から日本で初めて本格的なフランスパンの製造・販売を行ってきたこと、職人の育成に力を注ぎ、世界各国の代表が製パン技術を競い合う「クープ・デュ・モンド・ド・ブーランジュリー（＝ベーカリーワールドカップ）」に自社から多くの職人を輩出してきたことなどを背景に、日本人ならではの感性を生かしたフランスパンを展開する。

　期間中、「クープ・デュ・モンド」で好成績を修めた職人4人がそれぞれ、フランスの伝統的なパンと、これをベースに玄米をはじめ日本人になじみ深い食材を取り入れるなどしたアレンジ商品を作り、展開する。一部店舗では4人が店頭に立ち、試食販売も行う。

　商品は、シンプルながらも職人の腕が試されるというフランスパンの代表格「バゲット」（305円）や、このバゲット生地に国産の白・黒ゴマと玄米を入れて香ばしくS字に仕上げた「ジャポネフランス」（315円）。しっかりとした厚みとライトな食感が特徴の「パン・ド・カンパーニュ」（378円）や、これにベーコンとフライドオニオンを加えたスティックタイプのカンパーニュ「ラルドン・エ・オニョン」（252円）。ブルターニュ地方の伝統菓子「クイニィアマン」（231円）や、これに口溶けのいいカスタードクリームを組み合わせた「クイニィアマン・オ・ジャポン」（252円）。定番「クロワッサン」（168円、一部店舗によって価格が異なる）や、これに黒糖ショコラ、クルミを加えスティックタイプに仕上げた「バトン トルデュ（黒糖ショコラ）」（294円）。

　同ブランド担当の但木摩由さんは「数十年間毎年開いている当フェアは、ドンク創業祭と同じくらい大切なイベントと位置付けている。技術力の高い職人の技をパンで感じていただければ」と話す。「そのまま食べてもおいしいパンばかりだが、例えば『ジャポネフランス』は有塩バターを付けて食事用パンとして、『ラルドン・エ・オニョン』はオリーブオイルを付けてなど、ご自宅でもプラスアルファで楽しんでいただきたい」とも。

　期間は同18日（月・祝）まで。

「クイニィアマン」をアレンジしたカスタードクリーム入り「クイニィアマン・オ・ジャポン」（関連画像）ドンク