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「サロン・ド・テ アンジェリーナ」入口イメージ

　プランタン銀座の本館2階「サロン・ド・テ　アンジェリーナ」と1階の「アンジェリーナ ケーキショップ」が3月1日（金）、改装オープンする。

【画像】3月限定で販売するプランタン銀座本店だけのリニューアルオープン記念品

　アンジェリーナは1903（明治36）年、フランス・パリの、チェイルリー公園近くのリボリ通りに本店を構え、ココ・シャネルをはじめとする著名人や多くのパリジェンヌに愛され続けている老舗サロン・ド・テ。日本では1984（昭和59）年、プランタン銀座で1号店が誕生。池袋東武、イクスピアリ、カレッタ汐留にも直営店を出店し、現在は直営店4店を展開する。

　今回の改装は、パリ本店創業110年を記念し、これまでのロゴのカラーを刷新。併せて、内装を一新することで「よりパリの雰囲気を感じてほしい」と行ったもの。2階サロンは現在のモダンな雰囲気とパリ本店の最新イメージを融合させたイメージで、エントランスはパリ同様に白×黒の市松模様を際立たせた。店内は、本店のあるリボリ通りのアーケード写真を飾り、パリの雰囲気を漂わせる内装に仕上げる。

　1階ケーキショップは、新ロゴカラーの茶色を基調にゴールドを効果的に配しシックな印象に仕上げた。展開するのは、看板商品「モンブラン」をはじめとする従来の商品に新商品を加えた全35種類。

　新商品として登場するのは、人気のモンブランの味が手軽に再現できるチューブタイプの「マロンクリーム」（80グラム入り＝840円）。パリ本店からの直輸入で、フランスではトーストのペーストとして、またヨーグルトやアイスクリームと一緒に楽しめるという。

　モンブランと同様にパリ本店の看板商品ホットチョコレートの技術を生かした厳選チョコレート「ショコラセレクション」（メタルボックス、15個入り＝3,360円）も登場する。ビスケット入りショコラやフローラル風味のお茶の香りがするショコラなど厳選されたショコラの詰め合わせで、創業当時のパリ本店が描かれた缶に入る（プランタン銀座以外の直営店では3月中旬より取り扱う）。

　パリ本店の新作「3（トロワ）カラット」（630円）も登場する。パリ本店と同じレシピで、ホワイトチョコレート入りシューとミルクチョコレート入りシューの間にチョコレートクリームを挟んだ3種のチョコレートが楽しめるケーキ。見た目の美しさも特徴だという。

　ほかにも、リニューアルオープンを記念したプランタン銀座限定「プチモンブランアソート」（8個入り＝1,050円）を、オープン初日から1カ月間（同1日〜31日）の期間限定で販売する。同品は、焼きメレンゲを濃厚な味わいのマロンペーストで覆った看板商品「モンブラン」を、日本だけで展開するデミサイズよりさらに小ぶりに仕立てたもの。味わいはこれまでプレーンのみだったが、ホワイト、ショコラ、サクラと4種類にバリエーションを広げ、セット商品として販売する。1日限定40点。

　「今年のバレンタイン時期に先行販売し好評を得たアソートやタブレットが定番商品となって登場。チョコレートだけでも15種類を展開する」と広報担当の飯塚久美さん。「今回の改装は110周年記念の一環だが、これから1年かけてさまざまな記念企画を展開していく予定。ご期待いただければ」とも。

「アンジェリーナ ケーキショップ」店頭イメージプランタン銀座アンジェリーナ パリ本店