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津鉄汁に若生おにぎり、津軽いなりをセットにした「津鉄汁セット」（青森／コミュニティカフェ でる・そーれ）

　京急百貨店は3月5日（水）より、東北6県を対象とした物産展「大東北展」を7階催事場と新・横浜家族の店で開催する。

【画像】福島「小池菓子舗」が販売する、会津柳津名物

　食品40店を含む56店が集結する同展。好評のイートインをはじめ、産品や弁当、スイーツ、東北ならではの銘酒なども取りそろえ展開する。会場では初日5日（水）から3日間、先着200 人にご当地品を進呈。併せて、3階連絡通路では東北地方鉄道の沿線写真パネル展を行うほか、正面入り口では会期中、青森ふるさとショップ「アイモリー」が特別出店し同展を盛り上げる。

　「魚っ喰いの田」が提供するすしなどイートイン4店のうち、3店が初登場。青森・津軽鉄道社屋にある「コミュニティカフェ でる・そーれ」は看板メニュー「津鉄汁セット」（840円）を提供する。青森シャムロックを使った濃厚なうま味のあるだし汁に長芋、マイタケなど県産食材が入ったあっさり塩味の津鉄汁に、若い昆布を使った若生（わかおい）おにぎり、酢飯を淡いピンク色に仕上げた津軽いなりをセットにしたもの。

宮城「ラーメン工房 網地島屋」は「雲丹味噌らーめん」（945円）を提供する。ウニのみそと濃厚スープを組み合わせ、中太麺を組み合わせた地元でも話題の名物ラーメン。また、山形の老舗「そば処 庄司屋」は国産のそば粉を石臼びきで自家製粉し、太くてコシの強い野性味のある山形特有の田舎そば「板そば」（1,470円）を提供する。

　イートイン以外での注目商品は、福島「小池菓子舗」が販売する、アワと餅米を混ぜた生地にこし餡（あん）を包んで蒸した、会津柳津の伝統銘菓「あわまんじゅう」（10個入り＝840円）。災難に「遭わ（＝アワ）」ないようにと作ったまんじゅうを御護符として配ったものが由来だという。

　秋田「妙見」の、秘伝のタレに漬け込み焼き上げた天然のハタハタをすしに仕立てた「焼はたはた姿ずし」（840円）、福島「ほまれ酒造」の「会津ほまれ純米吟醸 巽蔵」（1,470円）、「会津ほまれ純米大吟醸生原酒 寒しずく」（1,575円）なども登場する。

　会期は同11日（火）まで（最終日は17時まで）。

京急百貨店