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22日に販売する「バナナマフィン」（国立・ユニコーンベーカリー）

　立川高島屋の地下1階特設会場で10月22日（水）より、「多摩の名店フェア」が開催される。

【画像】10月23日、30日に登場する東大和「ラトリエ・アンソレイエ」おすすめパン

　同店では今春より、食品バイヤーを中心に「隠れた多摩銘菓・パン発掘プロジェクト」を発足。多摩地区でまだあまり知られていないものの、これから人気の出そうな和洋菓子やパン情報を地元住民にリサーチし、同店で紹介することで多摩エリアの活性化を図るのが狙い。

　同フェアはその第1弾として開くもので、多摩エリアで今注目の6店舗が参加。小規模ながらこだわりの詰まった各店自慢のパンを日時限定で紹介する。

　22日（水）に出店するのは、国立駅前にあるホームメードブリティッシュアメリカンスタイルのパンや焼き菓子を販売する「Unicorn Bakery（ユニコーンベーカリー）」。イギリス人の母親から譲り受けたレシピで作り上げたのは、甘く熟したバナナを使い、シナモンが香るしっとりした生地にカリカリッとしたトッピングの「バナナマフィン」（240円）などを販売する。

　23日・30日（いずれも木曜）に出店するのは、東大和・上北台にあるパンとケーキの店「ラトリエ・アンソレイエ」。発酵バターを使い、芯（しん）まで焼き込んだサクサクのクロワッサン生地に、口溶けなめらかなカスタードクリームやチョコクリームを入れた「クロワッサンコロネ」（プレーン、チョコ、各170円）などを販売する。

　ほかにも、今月26日・11月2日（いずれも日曜）には国分寺「木もれび」のフランスパン生地に大納言かのこ豆を組み合わせた和風パン「大納言」（206円）を、27日（月）には国立「ラ・ブランジュリ キィニョン」の生クリームを使ったスコーンにメープルシュガーとマカダミアナッツを組み合わせた「メープルスコーン」（251円）を、29日（水）には立川「オハナベーカリー」の天然酵母を使った生地とクリームチーズとペッパーを組み合わせた「チーズこしょうべーぐる」（230円）を、11月3日（月・祝）には国立「ベーカリーハース」の卵を使わず、石臼びき全粒粉を使ったハード系「クロワッサン」（190円）を販売する。商品の販売時間は全て12時からで、無くなり次第終了。

　今回のフェアについて、食料品バイヤーの古川昇さんは「地域の隠れた名店をご紹介することで、お客さまの新たな発見につなげてほしい」と意気込む。

　会期は11月3日（月・祝）まで（今月24日・25日・28日・31日と11月1日は出店店舗無し）。

立川高島屋