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1万2,960円と超豪華な「松阪牛ステーキと黒毛和牛ローストビーフの恵方巻き」（キッチンスギモト）

　東武百貨店池袋本店は1月8日（木）より、節分（2月3日）に向けた「恵方巻き」の予約受け付けが始まった。今年の恵方は西南西。

【画像】東武企画品として登場する、直径約4センチのスリムな恵方巻き

　今年は、年中行事などの特別な日にはお金をかけて消費する傾向が高まっていることを背景に、より豪華な素材を使った東武企画のプレミアム恵方巻きに注力。さらに、子どもや女性向けスリムな商品を東武企画として打ち出すほか、恵方巻きを模したかまぼこ商品やスイーツ、パンなどの変わり種も強化。赤鬼を表現した東武限定のちらしずしも用意するなど、100種類以上の恵方巻きを取りそろえる。「東武企画品も含め、予約限定の商品が多数ある。人気商品も多いので早めの予約が必要」と広報担当の宮下恵さん。

　強化したという東武企画のプレミアム恵方巻きは2種類を用意する。昨年、1本1万円以上の恵方巻きを打ち出した「キッチンスギモト」が今年販売するのは「松阪牛ステーキと黒毛和牛ローストビーフの恵方巻き」（長さ18×径12センチ＝1万2,960円）。霜降り松阪牛ステーキは約400グラム、黒毛和牛ロースローストビーフは約200グラムを使う。昨年カニざんまいの恵方巻が好評だった「魚力」は今年、食材も価格も、より豪華に仕上げた。伊勢えび、ゆでタラバガニ、生うに、ツナプリンセス（大トロ、中トロ、赤身）、いくらしょうゆ漬け、マダイ、ブリを使った「海鮮巻」（長さ18×径9センチ＝1万円）を販売する。

　スリムタイプの恵方巻きは「食べやすいサイズ」を考慮し、直径約4センチを採用。「美濃吉」のうなぎ焼きや高野豆腐、ちりめんさんしょう、卵焼き、しいたけ煮などが入った「ご開運スリム巻」（長さ18センチ＝545円）をはじめ、「魚力」のカニざんまい、「赤坂ふきぬき」のうなぎ巻きなど東武限定品9種類を展開する。

　変わり種では、「キッチンスギモト」の名古屋コーチンの卵にくぐらせて食べるすき鍋風の恵方巻きや、「イーションプルミエ」のウインナーとエビフライをチキンライスで巻いた恵方巻きが東武企画品として登場。「築地 佃權」は酢飯の代わりにかまぼこを使い、ニンジンやゴボウ、薄焼き卵などが入った恵方巻きを販売する。

　人気のスイーツ恵方巻きでは、「京橋千疋屋」が「フルーツをチョコレートスポンジで巻いた東武企画「恵方フルーツロール」（長さ17×径6センチ＝1,728円）を販売するほか、「源吉兆庵」はのり巻きに見立てた和菓子の恵方巻きを、「パン・リゾッタ」はサラダのサンドイッチをのり巻きにした恵方巻きを、それぞれ販売する。

　販売は2月3日（火）までだが、商品により販売期間が異なる。

東武企画品として登場する、フルーツロールの恵方巻き（関連画像）東武百貨店池袋本店