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「マ・パティスリー」の隣にオープンした「「ユーゴ＆ヴィクトール」ショップ

　「サロン・デュ・ショコラ日本」やバレンタイン商戦で人気の高かったパリのスイーツブランド「ユーゴ＆ヴィクトール（Hugo＆Victor）」が10月7日（水）、伊勢丹新宿店の本館地下1階「カフェ エ シュクレ」に日本初の常設店をオープンした。

【画像】パリでしか購入できなかったケーキ各種

　「ラデュレ」や5つ星レストラン「ル・ブリストル」など名レストランで腕を磨いたシェフパティシエのユーグ・プジェがオーナーを務めるパティスリー＆ショコラトリー。同ブランドは2010年、パリ6区に誕生。ブランド名はフランスの文豪ヴィクトル・ユゴーをもじり、現在、オペラ座近くにも店舗を構える。

　日本では2011年のサロン・デュ・ショコラに初登場。素材を重要視し、自家製にこだわるプラリネなど古典的なレシピながら革新的なデザインで展開するショコラは大きな話題を呼んだ。「作家たちの手帳」を思わせる印象的なパッケージに入ったショコラ各種はたちまち人気となり、以来毎年登場。多くのリピーターに支持されている。

　パリのショップと同様に黒を基調としたパッケージが並ぶ新店舗では、カルネ形（手帳形）パッケージに入った「カルネ・シ・ショコラ」（6個入り2,484円）や「カルネ・ドゥーズ・ショコラ」（12個入り＝3,996円）のほか、フランスの情報誌「フィガロスコープ」でナンバーワンに選出されたというナチュールとショコラ、ルイボスの3種類の味わいの「サシェ・フィナンシェ」（3個入り＝1,188円）と箱に詰め合わせた「コフレ・フィナンシェ」（5個入り＝2,031円）、これまでパリでしか味わえなかった生ケーキを取り扱う。

　生ケーキは、ルビーグレープフルーツを花のようにトッピングした「タルト パンプルムース」（1ホール3，456円、1ピース605円）をはじめ、ミルフィーユ生地にバニラガナッシュとカスタードクリームを合わせた「ミルフォイユ ヴァニーユ マダム」（735円）、グルテンフリーのピスキュイショコラにスパイスとライムのガナッシュを合わせた「ユーゴ ショコラ」（1ホール4,860円、1ピース843円）、シュー生地にマロングラッセのババロアとマロンシャンティーを挟んだ「ムッシュ シュー マロン」（594円）、ライムピールをアクセントにした「チーズケーク シトロンヴェール」（681円）、アーモンドのスポンジ生地にマンダリンクリーム、イチゴ、シャンティーをのせ、オレンジピールを添えた「ショートケーク フレイズ」（843円）、リンゴのタルト「タルト ポム タタン」（605円）の7種類を販売する。

　今回、日本初出店を記念した限定ケーキも販売。ブランドの代名詞ともいえる「作家たちの手帳」をコンセプトとし、書籍のようにデザインされた「グリモワール」（18×7.5センチ＝1万584円）は、ビスキュイショコラをベースにショコラムース、ショコラクリームを使い、アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネの食感がアクセントになったショコラ尽くしのケーキだという。販売期間は23日（金）までで、毎日限定10点を販売する。

焼き菓子「フィナンシェ」のコーナー（関連画像）冷蔵ケースで展開するショコラ各種（関連画像）日本初出店を記念した1日10点限定販売のケーキ（関連画像）伊勢丹新宿店