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大丸東京店の弁当年間売上ランキング1位〜4位（左上：黒毛和牛ハンバーグ弁当、右上：シウマイ弁当、左下：一口穴子にぎり、右下：厚切り牛たんステーキ弁当）

　大丸東京店が一番売れた弁当の年間ランキングをまとめ、12月9日（水）、「今買うべき東京弁当」として発表した。「年末年始の帰省や旅行などで東京駅を利用されるお客さまが多いこの時期に参考にしてほしい」（同店広報）という。

【画像】前回の圏外から6位にランクインした「洋食や 三代目たいめいけん」の弁当

　1日平均100万人以上が利用するという東京駅に隣接する同店。同売り場には、全長約60メートルに23店舗、1000種類以上の弁当を取り扱う「お弁当ストリート」を構え、1日1万食以上を販売している。中でも人気が高いのが、「肉」に特化し10店舗100種類の弁当を展開するコーナー「お肉の細道」。店内厨房を設ける店も多く、「作りたて」「できたて」の弁当を扱う。

　ランキングは、2014年11月〜2015年10月の1年間、弁当の販売個数上位10店をまとめたもの。順位は以下の通り（順位横のカッコ内は昨年の順位、個数は今回の調査した販売数）。

1位（1位）、ミート矢澤 「黒毛和牛ハンバーグ弁当」　1,680円
2位（2位）、崎陽軒 「シウマイ弁当」 800円
3位（6位）、穴子寿司 平島 「一口穴子にぎり」 970円
4位（5位）、牛たん かねざき 「厚切り牛たんステーキ弁当」　1,580円
5位（3位）、創作鮨処 タキモト 「贅沢ミルフィーユ」 1,728円

6位（−）、洋食や 三代目たいめいけん 「洋食やのまかないライス」 980円
7位（9位）、知床鮨 「知床ちらし」 1,680円
8位（8位）、なだ万厨房 「琴」 1,350円
9位（7位）、まい泉 「やわらかヒレかつ弁当」 1,058円
10位（4位）、柿安牛めし 「黒毛和牛牛めし」 1,300円

　1位は昨年と変わらず、「お肉の細道」で最も人気の「ミート矢澤」が販売する、黒毛和牛100％を使ったハンバーグの「黒毛和牛ハンバーグ弁当」。店内厨房での焼きたてを購入できるため、ジューシーなおいしさから約8万4000個を売り上げた。

　2位は約7万3000個を売り上げ、昨年と変わらず、その順位をキープした「崎陽軒」の「シウマイ弁当」。1954（昭和29）年から続く定番商品ながら安定したおいしさにファンも多く、手土産として購入する利用客もいるという。

　3位は、昨年の6位から浮上した「穴子寿司 平島」の「一口穴子にぎり」。日本一の水揚げ量を誇るといわれる長崎県対馬産のアナゴを使い、一口サイズという手軽さから車内でも食べやすいと人気を呼び約5万5000個を売り上げた。

　4位は、注文を受けてから焼く厚切り牛タンが人気で、約5万4000個を売り上げた「牛たん かねざき」の「厚切り牛たんステーキ弁当」。5位はエビやカニ、イクラ、サーモンなどの海鮮と酢飯がミルフィーユ状に重なり、層の美しさ楽しさから約4万個を売り上げた「創作鮨処 タキモト」の「贅沢ミルフィーユ」。

　前回の圏外から6位にランクインしたのは1931（昭和6）年創業の老舗「洋食や 三代目たいめいけん」が販売する「洋食やのまかないライス」。厨房での揚げたて特製の粗びきメンチカツとデミグラスソース、バターライスとハムにとろとろの卵がかかり、老舗洋食店ならではの味わいで約3万6000個を売り上げた。

　以降、7位は約3万個を売り上げた「知床鮨」の定番「知床ちらし」。8位は約2万6000個を売り上げた「なだ万厨房」が販売する女性を中心に人気の月替わりの弁当で、現在は12月の「琴」。9位は約2万2000個を売り上げた「まい泉」の「やわらかヒレかつ弁当」。10位は約2万個を売り上げた「柿安牛めし」の「黒毛和牛牛めし」が、それぞれランクインした。

大丸東京店の弁当年間売上ランキングの5位、7位は「海鮮」（関連画像）大丸東京店