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「煎茶餡」が加わり、パッケージもかわいらしくなった「なごやか」

　老舗和菓子店「両口屋是清」で製造・販売する最中「なごやか」に10月1日（水）、新しい味「煎茶餡」が加わりパッケージも一新した。

　「なごやか」は、北陸産の良質なもち米「新大正もち」を使った香り豊かな最中種で、大粒で風味・香り豊かな大納言小豆と北海道産小豆を使った「小豆粒餡」、希少な　岡山県・兵庫県産白小豆と北海道産手亡豆、福白金時豆を使った「白小豆粒餡」をそれぞれ包み込んだ、口どけ良く、やさしい味わいの最中。約5×2センチと小ぶりながらも「食べやすい」「粒のおいしさを楽しめる」と評判で、40〜50代には手軽な手みやげとしても人気だ。

　新しく登場した「煎茶餡」は愛知県西尾産の茶葉を使用。同社広報担当の中嶋克博さんは「お茶ものといえば抹茶が主流だが、煎茶の持つ『茶の渋み』が「なごやか」の香ばしい最中種にマッチした」とし、甘みも控えめにすることで「和やかな味わいに仕上がった」と振り返る。

　今回、パッケージデザインを5年ぶりに一新。石畳をイメージした模様を施し、ピンク（＝小豆粒餡）、薄紫（＝白小豆粒餡）、薄黄緑（＝煎茶餡）に色分け、商品名はひらがなで表した。これまでの堅苦しいイメージを払しょくし、（石畳やひらがななど）和のエッセンスを取り入れながらも「ほのぼのとしたかわいらしさ」を打ち出すことで「若い世代にアピールしたい」と中嶋さん。

　取り扱い店舗も、これまでの名古屋・東京地区の一部限定店舗から同社直営店と全国の主要百貨店各店舗へと広げた。

　価格は、「小豆粒餡」「白小豆粒餡」「煎茶餡」各1個121円、3種類のうち好みの組み合わせで8個入＝1,050円、12個入＝1,575円、16個入＝2,100円。日持ちは常温で18日。

両口屋是清