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2009年は、すべて20周年アニバーサリーパッケージに

　「神戸コロッケ」は4月28日（火）にブランド設立20周年を迎えるのを記念し、同日より1年間に渡わたり、期間限定のアニバーサリーコロッケを順次販売する。

　ロック・フィールドが手がける同ブランドは1989年4月28日、コロッケ専門店として神戸に誕生。「デパ地下」へは、同年11月（高島屋大阪店）に進出した。まだ「デパ地下」という言葉が存在していなかった当時を振り返り、ロック・フィールド広報担当の張谷朋実さんは「当時は日本の食の工業化が進み、コロッケは冷凍が当たり前。そんな中、北海道のジャガイモ、淡路島産のたまねぎなど素材に徹底的にこだわった昔懐かしいコロッケを、作りたて、揚げたてで販売するスタイルは消費者にとって新鮮だったようだと聞いている」と話す。

　以来、素材のジャガイモには19年前から北海道・端野町の契約農家と共同で栽培に取り組んでいる良質の男爵を使用し、味わいには素材の組み合わせや味わいを工夫しバリエーションをつけ、調理では昨年は「揚げる」だけでなく「焼き」コロッケを登場させるなど、さまざまなこだわり商品を提供し続け、「デパ地下」では老若男女を問わず人気の高いブランドへと成長した。全国の百貨店や駅ビルに出店を重ね、現在の出店数は53店舗。

　20周年では、「感謝の気持ちをおいしさに込め」（同ブランド）趣向を凝らした「20周年アニバーサリーコロッケ」を5月から毎月1カ月限定で販売するほか、パッケージも20周年を記念し、レトロな雰囲気が漂うオリジナルデザインで展開する。

　第1弾は、ブランド名にちなんだ「神戸牛のミンチコロッケ」（1個263円）をゴールデンウィーク（4/28-5/6）限定で販売。うま味の強い神戸牛と端野町産のジャガイモを少し甘めに味付けし、懐かしくやさしい味わいに仕上げた。

　第2弾（5/7-31）は、人気のエビとアボカドを組み合わせ、オリーブオイルとバジルの芳醇(ほうじゅん)な香りとなめらかな食感が口に広がるのが特徴の「海老とアボカドのコロッケ」（1個200円）を、第3弾（6/1-30）は、宮崎県「四位農園」の大粒の枝豆をコロッケに仕立て、ソースではなく、別添えの塩で食べるというのが特徴の「宮崎四位農園から届いた 枝豆のコロッケ」（1個200円）を、それぞれ販売する。

20周年アニバーサリーコロッケ第1弾（関連画像）20周年アニバーサリーコロッケ第2弾（関連画像）神戸コロッケ