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「ダッチー・ティールーム」で提供する「ダッチーオータムセット」（パン付き）は、チェダーチーズ入りビーツスープ、コニャック風味のフルーツ入り豚挽肉の豚肉ロール巻き、プチシューのレモンカードクリーム詰めのコース料理

　日本橋三越本店は10月6日（火）より、人気企画「三越 英国フェア」を本館7階催物会場で開催する。

　今回は英国郊外の地域に着目し、豊かな自然の中「美しく暮らす英国カントリースタイル」をテーマに食品をはじめ、雑貨、ファッション、リビングなど多彩な商品を取りそろえ紹介。会場ではトークショーや製作実演などのイベントも実施する。

　注目は、環境問題への関心が高いチャールズ皇太子が1990年に設立したオーガニックブランド「ダッチー・オリジナル」の商品。会場では、英国伝統のレシピで焼き上げ、品質の証しとして皇太子の紋章が一つひとつ型押しされた人気の高い「ビスケット各種」（各150グラム＝714円）をはじめ、「オーガニックラズベリージャム」（265グラム＝1,050円）、「レモンカード」（240グラム＝1,050円）などのグロサリー商品を展開する。

　その「ダッチー・オリジナル」が今回同フェアで監修する「ダッチー・ティールーム」は最大の目玉。三越とのコラボレーションによるもので、日本でも初の試みとなり、今回イートインとして展開する。ティールームで提供するのは、2006年9月に発行された「ダッチー・オリジナル」の食品のレシピをまとめた「ダッチーオリジナル・クックブック」を参考に、日本人シェフによって作られたスペシャルメニュー。日本直輸入の食材があることやそれらを輸入する際の、フードマイレージを考慮し主に日本の厳選素材を使い、スープにメーン、デザートと3皿のコース料理に仕立てた「ダッチーオータムセット」（パン付き、2,100円）が楽しめる。

　「ティールームは三越とのコラボレーションで誕生した、まさに『日本初』の企画」と話す日本橋三越本店広報担当の武田宏子さん。「当然本国にはこのティールームは存在せず、メニューは日本人に合わせてアレンジしているがすべて本国で了承されたものだけを提供するので、一人でも多くの方にぜひ味わってほしい」と意気込む。

　イートインではもう一つ、英国王室御用達の総合食料品店「フォートナム・アンド・メイソン」から「カレースタンド」が登場する。カレー粉発祥の地として同ブランドで展開するカレーペーストを使い、豚肉をじっくり煮込んだ同展限定特別メニュー「コーマカリー」（紅茶付き、1,050円）を販売。カレーペーストのみを販売するほか、三越先行販売のプリザーブタイプのジャム各種も用意する。

　そのほか、英国チーズや英国リカーも見逃せない。英国チーズには、世界遺産としても有名なバースを拠点とする、チーズ店「ザ・ファインチーズ・カンパニー」が初登場。同フェアに合わせ空輸する、なめらかで香り高い14カ月熟成のチェダーチーズ「キーンズチェダー」（英国製、100グラム＝977円）を販売するほか、姉妹会社「アルティザン ビスケット」とともに同チーズに合わせて作り上げたというクラッカー各種（各種150グラム＝630円）も販売。同じく英国王室御用達の名門チーズ商「パクストン＆ウィットフィールド」も登場し、三大ブルーチーズの一つでえりすぐりの「スティルトンチーズ」（250グラム＝10,500円、限定10点）を販売する。

　英国リカーではスパークリングワインや希少なシングルモルトなどを用意。「ナインティンバー」は生産量5千本と少ない1997年もののスパークリングワイン「クラシック・キュベ1997」（白、750ミリリットル＝11,550円）を、「アードベッグ」は約30年前の希少な原酒を使った名品で、同フェアのために限定復活したというシングルモルトウイスキー「ロード・オブ・ジ・アイルズ」（特製ボックス入り、46度、700ミリリットル＝26,250円、限定20点）を、それぞれ販売する。

　ほかにも、「ノッティング ヒル ケイクス＆ギフト」のカップケーキや「バップス＆バンズ」のミンスパイ、英国王室御用達「プレスタ」のピンクシャンパントリュフ、同じく英国王室御用達の「H.R.ヒギンス」の紅茶やコーヒーなども続々登場。

　会場では、三越バイヤーが厳選したという英国食材店のエコバッグも各種取りそろえ、数量限定で展開する。「ハロッズ」をはじめ、「パートリッジズ」「ラ・フロマジェリー」など素材やデザインもさまざまなうえ、同フェアでしか手に入らないものも。

　会期は同12日（月）まで。本館・新館各階でも、同フェアに合わせ英国フェアを同20日（火）まで行う。

同フェアに初登場する老舗のチーズ専門店（関連画像）個性的なデザインが光る英国食材店のエコバッグ（関連画像）日本橋三越本店