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日本橋高島屋オリジナル「特別海鮮弁当」（はななす亭）

　日本橋高島屋8階催会場で3月19日（水）、岩手県の春のグルメを一堂に集めた「大いわて展」が始まった。出店店舗数は83店（うち食品は61店）。

【画像】三陸産のアワビ入り「寿司・割烹 若大将」の日本橋高島屋オリジナル商品

　会場には、「館ヶ森アーク牧場」のソーセージをはじめ、「盛岡せんべい店」の南部煎餅、「小岩井農場」のレアチーズケーキやソフトクリーム、「Bakety＆Cafe tuk-tuk」のパン各種など、地酒も含め、ご当地グルメを多数取りそろえる中、今回は「三陸の海」を特集。釜石の春先だけの貴重な早採りワカメや三陸海宝漬、釜石宮古のサケの寒風干し、陸前高田のうにみそなど三陸の春の味覚を使った弁当や総菜を展開する。イートインには、盛岡冷麺やそばの人気店が登場。海鮮やいわて短角牛などを盛り込んだ日替わりワンコイン弁当、三陸海の幸セットや小岩井農場詰め合わせなどの日替わり特別提供品も用意し、岩手県観光PRと県産品の販路拡大を狙う。

　洋野町からは、「かあちゃん食堂」で有名な、食の匠（たくみ）の庭静子さんが腕を振るったという海鮮弁当が登場する。「はななす亭」の「特別海鮮弁当」（1,680円）は、北三陸のウニやアワビ、イクラ、サケなどを盛り合わせた日本橋高島屋オリジナル商品。

　大船渡「寿司・割烹 若大将」は、「あわび炊き込み 三陸あわび弁当」（2,100円、各日限定50点）を実演販売する。三陸産のアワビで炊き込んだご飯に、やわらかあわびの酒蒸し、蒸しうに、いくらしょうゆ漬けを盛り付けた日本橋高島屋オリジナル商品。同展初登場の大船渡「三陸パートナーズ」は三陸の魚介の薫製を、熊谷喜八さん監修のソースで楽しむ「三陸サンマ スモーク」（1パック1,050円）を販売する。

　山田町「山田の牡蠣くん」は、国産のカキを薫製し、風味豊かなオリーブオイルに漬け込んだ「牡蠣くんせい」（大＝2,500円、小＝1,250円）を販売。同じく山田町から同展初登場の「五篤丸水産」は、大粒のカキやホタテ、ムール貝を地元産ベーコンでコクたっぷりに仕上げた「海鮮グラタン」（冷凍、3,501円）をそろえる。

　イートインの食事処には「ぴょんぴょん舎」が出店し、看板商品の「盛岡冷麺」と「盛岡温麺」（各901円）を提供。それぞれにミニビビンパを添えたセット（冷・温各1,301円）も用意する。中ノ橋通「東家」もイートインに出店。「特製カツ丼」（945円）のほか、5種類のそばメニューをセットにした「東家の蕎麦振舞い」（1,050円）も提供する。

　会場では、盛岡冷麺作りや煎餅作りなど食の体験コーナーを開設。屋上特設会場では本会場と連動し、「まめぶ汁ふるまい」「岩手県名物 わんこそば大会」などのイベントも行う（屋上イベントは同23日まで）。

　会期は今月24日（月）まで（最終日は18時閉場）。

日本橋高島屋