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　伊勢丹新宿店では6月16日の「和菓子の日」にあわせ、同14日（水）より、本館地下1階食品催物場で「涼感・和菓子フェア」を開催する。

　同フェアは、「普段和菓子をあまり購入したことのない人に、和菓子に興味を持ち購入するきっかけになれば」という思いから、東京を中心に全国12都府県の有名店や「知る人ぞ知る」名店など、選りすぐりの30店舗が登場。「伝統とモダン」をテーマに、伊勢丹限定も含めた和菓子を多数取りそろえる。

　創業480年以上の歴史を持つ老舗和菓子店「とらや」は名店ならではの技を実演。黄色と緑色に染め分けた餡を葛で包んだ清々しい伊勢丹限定の「水仙青柳」（葛製、420円、各日限定50点）をはじめ、大正時代頃から伝わる涼やかな限定菓子や夏らしい上生菓子、縁起のいい饅頭3種類「嘉祥饅頭」（3個入＝998円）などを販売する。また、「ひょうたん」「京茄子」「筍」など京都店の限定干菓子「京の香」（5種類、各1個＝74円）が並び、1個から販売。

　ほかにも、創業370年の銀座「萬年堂本店」のリモンチェッロ（レモンリキュール）を使った白餡と、泡盛を使った錦玉羹を組み合わせた伊勢丹限定の「夏の暁」（378円、各日限定50点）や、大分・湯布院にある和カフェ「桐屋」の白桃、マンゴー、イチゴのフルーツを使った伊勢丹限定羊羹「桐屋羊羹」（3種類、1棹＝609円〜）、菓子処・金沢の人気店「金沢うら田」のアーモンドとレモン、シナモンの香りがとけ合うひと口サイズのシンプル上生菓子「愛香菓」（12個入＝861円、限定50点）など、新しい和菓子も登場する。

　さらに、期間中「愛国製茶」では茶処の茶葉を用意。国内に約80名しかいないという茶専門技能士でお茶のソムリエといわれる「茶匠」が常駐し、試飲しながら和菓子に合うお茶をアドバイスしながら、量り売りによる販売を行う。同19日（月）まで。

伊勢丹新宿店