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「テラカフェバール」の一角に登場する「T.Y.FARM（T.Y.ファーム）」の店頭

　伊勢志摩サミットの開催に合わせ、松屋銀座の地下1階食品催場で5月25日（水）より、三重県にちなんだ食材や総菜の販売、三重のジビエ料理などを展開する「伊勢志摩フェア」が開催された。

【画像】「T.Y.FARM（T.Y.ファーム）」が販売する無農薬・無化学肥料の野菜

　会場には、農林水産省認定の「農業技術の匠（たくみ）」として認定された三重県の農家、橋本力男さんの下で有機農法を学び、土作りから学んだ基礎を生かし、東京・青梅で無農薬農法に取り組む若者中心のファーマーズ「T.Y.FARM（T.Y.ファーム）」が初登場。B級の野菜や雑草、落ち葉などを使い、微生物によって発酵させた植物由来の堆肥で栽培した、見た目にも鮮やかな東京産の無農薬野菜を販売する。ラインアップはルッコラ、ビーツ、ケール、コリアンダー、イタリアンパセリ、フェンネル、ワサビナ、フレンチブレックファーストラディッシュなどで蜂蜜も販売。価格帯は301円〜1,401円。フェア初日には3人の若手ファーマーが来場し、自分たちが作ったこだわりの野菜を販売する。

　イタリアのミシュラン2つ星レストラン「LA TORRE DEL SARACINO（ラ・トッレ・デル・サラチーノ）」などでセクションシェフを務めた西田浩隆シェフが作る、三重の鹿肉を使ったジビエ料理などを展開する「TERRACAFE BAR（テラカフェバール）」が初登場。イートインでは、「みえジビエ　鹿肉のラグーとほうれん草のピアディーナ」「松阪ポークのポルケッタとセルバチコのピアディーナ」（各801円）を提供するほか、「T.Y.ファーム」の無農薬野菜を使った「ハーブミックスサラダ」（501円）、低速低温圧搾法で作る「コールドプレスジュース」として、「ビーツ×甘夏」「フェンネル×小松菜×甘夏」（各501）の2種類を提供。「みえジビエ鹿肉生ウインナー」（721円）、「松阪ポークのポルケッタ」（801円）などのテークアウト商品も用意する。

　三重県の特産品を販売するアンテナショップ「三重テラス」も登場。併設する「三重テラスレストラン」では、南青山のイタリアン「イル デジデリオ」の佐藤真一シェフ監修による三重の海・山・里の旬の食材を使ったイタリアンをイートインで提供。「イタリアンサンドパニーノ」（松阪牛ローストビーフとルッコラ、バルサミコ＝1,501円）（尾鷲直送シビマグロの自家製ツナマヨ＆サラダ＝702円）、「松阪牛3種内臓の煮込み トスカーナ風」（801円）などを、「サミット記念ビール」（594円）や「日本酒 作 恵の智 純米吟醸」（100ミリリットル＝497円）と共に楽しめる。テークアウト商品として、「ソマカツオの塩切り」（681円）、「かっちょび」（1,080円）、「オリーブオイル牡蠣」（1,080円）、「ミエテラス自家製松阪牛ローストビーフ特製赤ワインソース付き」（1,901円）、「松阪牛特製ミートソース」「松阪牛ハンバーグのネタ」（各2人前＝1,901円）なども販売。

　そのほか同フェアと連動し、食品売り場に出店する各店でも三重にちなんだ商品を打ち出す。「伊勢産あおさの玉子豆腐と伊勢ひじきの白和えセット」（三友居／1,080円）や、「松阪牛メンチカツサンド」（サンドイッチハウス メルヘン／648円）などを販売するほか、「グルマルシェSAKE」では伊勢神宮御料酒の「極上白鷹大吟醸純米」（白鷹／720ミリリットル＝2,700円）を、「銘家逸品」では「関の戸」（深川屋／6個入り＝501円）、「御福餅」（御福餅本家／8個入り＝800円）などを販売する。

　会期は今月31日（火）まで。

「T.Y.FARM（T.Y.ファーム）」の無農薬野菜を使った商品（関連画像）「三重テラス レストラン」のイートインメニュー（関連画像）松屋銀座