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グラス、瓶、泡を毛筆でデザインした、デザイン書道作家の鈴木愛さんの手によるイベントロゴ

　伊勢丹新宿店本館6階催物場で11月21日（火）より、毎年この時期恒例の「ノエル・ア・ラ・モード〜シャンパーニュの祭典〜」が開催される。

【画像】NMの「ローラン・ペリエ」代表シャンパーニュ

　年々規模を拡大し行われるシャンパーニュに特化した同イベントも今回で15回目。会場には89メゾン約700種類のシャンパーニュを取りそろえるほか、41人の生産者が来場し、コミュニケ−ションも楽しめるようにする。全館挙げて、随所でシャンパーニュを味わえる「泡祭」企画も用意。

　本館7階の各レストランをはじめ、同5階「カフェ 賚果」、同2階「ザ・スタンド」、メンズ館「カフェ リジーグ」では、グラスシャンパーニュと料理メニューとのマリアージュを提供。同5階キッチンダイニングデコール・ワイン用品売り場のテイスティングカウンターではシャンパーニュの飲み比べ（有料）を実施。同地下1階のワイン売り場グランドカーヴでは、専任ソムリエ5人がシャンパーニュの楽しみ方と「お薦め銘柄」を紹介する。

　6階の本会場ではシャンパーニュメゾンを、毎年安定した品質を提供するビッグメゾンが手掛ける「ネゴシアン・マニピュラン（NM）」、土地（テロワール）の個性を表現する共同組合で手掛ける「コーポラティブ・マニピュラン（CM）」、造り手の個性が光るクリエーター系の小規模生産者が手掛ける「レコルタン・マニピュラン（RM）」の、3つの業態別に分類。それぞれの個性に焦点を当て、メゾンの魅力を紹介する。

　「ネゴシアン・マニピュラン（NM）」に登場する「ローラン・ペリエ」は、自然の産物である、異なる「年」、異なる「品種」のブドウを掛け合わせることこそが「シャンパーニュの本質」と考えるビッグメゾン。この最高を求め、最高のビンテージと最高のブドウを組み合わせ誕生したのがプレステージ・キュヴェ「ローラン・ペリエ グラン シエクル」（白発泡、750ミリリットル＝2万5,920円）。「力強く豊かな風味ながら、長期熟成されたとは思えないようなフレッシュな余韻で、力強さと繊細さの絶妙なバランスが楽しめる」という。

　「コーポラティブ・マニピュラン（CM）」に登場する「ニコラ・フィアット」は、創設からわずか40年余りで販売量が仏ナンバーワンとなったシャンパーニュブランドで、5000ものブドウ生産者と共にシャンパーニュを造り上げている。瓶内熟成期間6年を経たビンテージの「ニコラ・フィアット アンシャントメント スペシャルエディション 2009」（白発泡、750ミリリットル＝6,426円、限定36点）はスモモ、ミラベルといった果実の風味に、ペーストリーやブリオッシュ、ココナッツマカロンのニュアンスを感じる「リッチな味わい」が特徴。

　「レコルタン・マニピュラン（RM）」に登場する「ポール・ルイ・マルタン」は、ピノ・ノワールの産地であるブージー村で、長きにわたりぶどう栽培から醸造まで手掛けている生産者。日本に向けた限定生産の「シュヴァリエ・テンプリエ グラン・クリュ エクストラ・ブリュット」（白発泡、750ミリリットル＝8,640円、限定60点）は今回、同イベント初出品。村所有の貴重なシャルドネの畑で採れたブドウをたっぷりと使った高いブレンド率が特徴だという。

　会期は今月27日（月）まで（最終日は18時閉場）。

CMの「ニコラ・フィアット」代表シャンパーニュ（関連画像）RMの「ポール・ルイ・マルタン」代表シャンパーニュ（関連画像）伊勢丹新宿店　ノエル・ア・ラ・モード〜シャンパーニュの祭典〜