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各既存店から販売されるチョコレート商品（上段左から：キャラメルブラウニー、オペラマカロン、バトンショコラ（ハイカカオ＆フレッシュ）、下段左から：栗白鷺宝、ブルーベリーチョコ大福、ベルギーショコラ）

　東武百貨店池袋本店地下1階食品売り場で11月13日（水）、来年のバレンタインシーズンに開催予定のチョコレートの祭典「ショコラ マルシェ」を先取りする「ショコラ マルシェ プチ」が開催された。

　「冬に恋しくなるチョコレートを、スイーツを通してバレンタイン前に楽しんでほしい」と、昨年初めて開催した同企画。東武百貨店池袋本店に出店するチョコレート専門店の売り上げが、クリスマスシーズンはバレンタインシーズンに匹敵する売り上げとなっていることもあり、「チョコレート商戦の前哨戦」として、東武企画品や期間限定店のスイーツなど洋から和まで約30種類のチョコレートスイーツをそろえ、期間限定で実施。「2月のバレンタイン商戦はチョコレートがメーンとなるが、『ショコラ マルシェ プチ』では和菓子やパンなどを含め、幅広いチョコレートアイテムを展開したことで、お客さまには好評だった」と振り返る今回の企画を担当した同社食品部の坂本彩乃さん。中でも「珍しい」と注目を集め､人気だったのは和菓子ブランド「金沢和音」が手掛けた「チョコバナナ大福」と、「虎屋ういろ」が手掛けた「チョコういろ」だったという。

　今年も各既存店から、東武企画品を含め、趣向を凝らした和菓子やパンなどのチョコレートスイーツ約30種類を展開。「昨年を上回る反響を期待している」（坂本さん）という。

　キャラメル菓子専門店「ロースト キャラメル マーケット」は、中からキャラメルソースがあふれ出す一口サイズの「キャラメルブラウニー」（8個入り＝1,124円）を、ダロワイヨが手掛けるマカロン専門店「ダロワイヨ レ マカロン」は、ダロワイヨの代表菓子である7層仕立てのチョコレートケーキ「オペラ」をイメージした「オペラマカロン」（324円）を販売する。

　クラフトチョコレートメーカー「ミニマル ビーントゥバーチョコレート」はカカオ豆の産地が異なる「ハイカカオ」と「フレッシュ」の2本を食べ比べできる「バトンショコラ（High cacao＆Fresh）」（2本＝1,296円）を販売。

　金沢の老舗「和菓子村上」の東武百貨店限定ブランド「金沢和音」は、チョコレートを練り込んだ餅生地で甘酸っぱいブルーベリー餡（あん）を包んだ東武企画品「ブルーベリーチョコ大福」（216円）を、埼玉・浦和の老舗和菓子店「菓匠 花見」は代表菓子「白鷺宝（はくろほう）」をベースに、栗餡をチョコレートでコーティングし、栗に見立てた「栗白鷺宝」（195円）を、それぞれ販売する。

3番地の「ハナサンテラス」には恵比寿のチョコレートブラウニー専門店「コートクール」（同14日〜20日）が、6番地の「スイーツイベントスペース」には神奈川・平塚の生チョコと手作りケーキの店「シルスマリア」（同14日〜20日）が限定出店し、それぞれチョコレート商品を販売するほか、9番地の「ベーカリーイベントスペース」に限定出店するパン工房「アンテンドゥ」（同14日〜20日）は、ベルギーチョコレートを入れた「ベルギーショコラ」（221円）を販売する。

会期は今月26日（火）まで。東武百貨店 池袋本店