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「松月堂」が販売する青竹風容器入り「細竹水羊羹」

　松屋銀座・浅草の両店舗で現在、「和菓子を楽しむ水無月」フェアが開催されている。

【画像】松屋銀座「銘家逸品」で限定販売する「俵屋吉富」和菓子2種

　日本の歴史や行事、四季に合わせ作られている和菓子。今月16日の「和菓子の日」から、初夏の和菓子を親しみ、コロナ禍に「健康招福」「厄よけ祈願」への思いを込め企画した同フェア。銀座店では地下1階和菓子売り場で15ブランド17種類を、浅草店では1階「浅草すい一つ小町」で10ブランド12種類の和菓子を、それぞれ取りそろえる。

　銀座店「銘家逸品」コーナーでは、半年分の「穢（けが）れ」を払い清め、後の半年の健康と厄除けを祈願する神事「夏越しの祓（なごしのはらえ）」（＝同30日）にちなみ、氷に見立てた三角形の外郎（ういろう）生地に赤い色が邪気を払うとされている小豆をのせた「水無月（みなづき）」が登場。京都「俵屋吉富」のプレーン生地と黒糖生地の2個入りセット（605円）を同25日（金）・26日（土）に限定販売。同16日（水）には、「京うちわ」をモチーフにした小豆こし餡（あん）入り薯蕷まんじゅう「風涼み」（2個入り＝972円）を限定販売する。

　「松崎（崎は「たつざき」）煎餅」は代表的な瓦煎餅に七夕やアジサイ、ホタル、柳にカエルなど初夏の絵柄を描いた「季節の三味胴（しゃみどう） 水無月」（12枚入り＝1,792円、7月上旬までの予定）を販売するほか、「松月堂」は青竹風容器に入った、なめらかな口当たりの水ようかん「細竹水羊羹（ようかん）」（357円、無くなり次第終了）を、「黒船」は丹波黒豆入り黒糖かんとゆずシロップが付いた水ゼリー「黒々」「水々」（各378円）を販売。

　そのほか、叶匠壽庵の煮小豆入り羽二重餅や、「銀座あけぼの」の抹茶を使った和のデザート、「銀座文明堂」のくり餡入り人形焼きなども販売する。

　浅草店では、「徳太樓」の代表菓子で、甘さ控えめの餡に薄皮が特徴の「きんつば」（951円）や、「菓匠 青柳正家」のさっぱりとした味わいが特徴の夏季限定商品「冷やししるこ」（432円、同16日〜20日の販売）を販売（いずれも銀座店に登場）。

　銀座店で販売する「KURAKICHI」の「善兵衛栗 栗水ようかん」（486円）や、「Kuma3（クマサン）」の「お濃茶ぷりん」（1,048円）は、「下町銘菓撰」コーナーで同16日（水）のみの販売を行う。

　フェア開催は、銀座店は今月30日（水）まで、浅草店は今月20日（日）まで。

「松崎（崎は「たつざき」）煎餅」の、初夏の絵柄の瓦煎餅（関連画像）松屋浅草だけでなく、松屋銀座でも限定販売する和菓子（関連画像）松屋銀座・浅草