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国産の栗を使った期間限定の「焼き栗」−玉川タカシマヤ
（2006年10月16日）
玉川タカシマヤの地下1階で、高級和栗を使った焼き栗を量り売りする店「くりはちのやきぐり」が話題を集めている。
同店では、輸入栗を使った甘栗の販売で国内の栗農家が激減し、国産栗存続の危機感を感じた背景から、栗の生産農家と話し合い、減農薬・無薫蒸の和栗を提供してもらうことを前提に全国からブランド栗を集め、イタリアやフランスなどヨーロッパの街角で売られている秋冬の風物詩として人気の高い「焼き栗」にして販売。砂糖やほかの甘味料を一切使わず、圧力釜で焼き上げるというシンプルな製法のため栗本来のおいしさが引き出され、和栗独特のほっこりした風味が新しいおやつ、贈りもの、手土産として評判になった。
店頭では、国内全収穫量の1％にしか満たない希少な兵庫県・三田産「丹波栗」（100グラム＝800円前後）のほか、糖度が20前後もある世界でも珍しい高知県・四万十産「四万十甘栗」（125グラム＝1,050円前後）、江戸時代の献上品となった高級栗のひとつ長野県・小布施産「小布施栗」（100グラム＝800円前後）、甘みが強くコクのある貴重な茨城県・岩間産「丹沢栗」（200グラム＝1,050円前後）など8種類のうち、入荷状況により常時2〜3種類販売する。
販売スタッフは焼き栗をおいしく食べる方法として、「皮をむいてそのまま食べたり、コロッケやケーキの材料にしたり、実をほぐして炊きたてのご飯に塩と混ぜて即席栗ごはんにおすすめ」と話している。10月31日（火）まで取り扱う。
玉川タカシマヤくりはちのやきぐり
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