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今回初登場する「パティスリー サンニコラ」の「サンニコロール」。

　西武百貨店池袋本店・7階大催事場で2月27日（水）より、金沢と能登の味と技を集めた「加賀百万石名品展」が始まった。旬の海の幸や名料亭の加賀料理、話題の味、加賀スイーツなど約80店舗（うち、食品は約45店舗）が出店する。

　同展では、加賀スイーツに注目。地元で人気の洋菓子店「パティスリー サンニコラ」が初登場し、ガナッシュには能登産の天然塩を使ったという「サンニコロール」（プレーン、ショコラ／長さ約17センチ＝1,050円）を、金沢で洋菓子店やレストラン、カフェなどを手がけるグランシェフ川本紀男さんのケーキブティック「プレミナンス」は、加賀野菜の五郎島金時をマロンクリームに練り込んだ「五郎島モンブラン」（473円）を、前回の催事でも好評だったパン工房「ビロン」は五郎島金時とビーフを組み合わせた「加賀焼きカレーパン」（1個210円）を、それぞれ会場で実演販売する。

　ほかにも、能登半島の最先端にある老舗和洋菓子店「おとぎの国メルヘン」が初登場し、珠洲（すず）の伝統工芸である珠洲焼を表現したメディアでも話題の、ジューシーなリンゴが丸ごと入ったつぼの形のアップルクーヘン「珠洲焼の里バウムクーヘン」（1個1,575円）を販売するほか、イタリア料理カンパーニュレストラングループの洋菓子工房「ドルチェ・カンパーニュ」も初登場し、外側はふんわりしたシフォン生地で中にそれぞれ4種類の濃厚なクリームがたっぷり入った「ふわふわシフォンボール・ボーノ」（バニラクリーム、抹茶、チョコラータ、カフェラテ／各1個181円）を販売するなど、「今」の加賀スイーツが楽しめる。

　好評のイートインには、金沢を代表する味が3店舗登場。地元で話題のカレー専門店で、地元出身の大リーガーも里帰りすると立ち寄るという「カレーのチャンピオン」が初めて登場し、人気の「Lカツカレー」（1人前751円）を提供。金沢市民の台所として親しまれている近江市場の人気店「近江町市場寿し」はガスエビ、のどぐろ、ブリなど10種類の旬の素材をぜいたくに盛りつけた西武池袋本店限定メニュー「海鮮丼 特上」（あら汁付、1人前1,890円）を、「大黒屋」は賄い料理から発祥した、ケチャップライスに薄焼き卵と白身魚のフライ、エビフライをトッピングした郷土料理「ハントンライス」を提供する。

　日本海の温泉郷・和倉温泉にたたずむ老舗の名旅館「加賀屋」は能登・七尾の食材を使い、料理人の技による郷土色豊かな味を盛り合わせた西武池袋本店限定弁当「能登の誘い」（2段重1折＝5,250円）を各日11時と16時から、それぞれ限定40点ずつ販売。

　会期は3月4日（火）まで（最終日は18時閉場）。

西武百貨店池袋本店