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2011年春完成に向け、営業を続けながらの建て替え工事が進む大阪・うめだ阪急だが、改装中のため限定ということで、地下1階叶匠壽庵店内に9月、新店舗「福草餡工房（さきくさあんこうぼう）」が登場した。叶匠壽庵にとって一番のこだわりである「手ごね餡」（＝手作りあんこ）を、売場内に厨房を併設し、店頭で炊き上げ提供するという今までにない新しい試みに取り組んでいる。これは、機械生産とは違う、手ごね餡のごつごつした食感を楽しんで欲しいという意向からで、素材の豆には丹波大納言小豆を使用。炊きたての餡を活かした商品としては「夢売り」がある。厳選されたやわらかめのパンで炊きたての餡を挟んだ餡バーガーは、餡には栗の甘露煮をざく切りにしたものを混ぜている。価格は1個210円。他にも竹筒に入った「あかあか」（630円）、「羹・白雲居」（1,575円）がある。