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初登場の「マガザン・デ・フレーズ」から販売する、和の色合わせが美しい「秋の京マカロン」

　日本橋高島屋の催会場で10月8日（水）、「美食の京都展」が始まった。

　23回目となる同展は、毎年秋に行なわれる人気催事。老舗や名店の味をはじめ、今京都で人気の味や話題の味、今展でしか味わえないものなど実演やイートインも含め約80店舗が出店する。

　同展では、千本廬山寺にあるイチゴの菓子専門店「マガザン・デ・フレーズ」が初登場。販売するのは、パティシエール（＝女性菓子職人）による季節限定マカロン「秋の京マカロン」（3個入＝945円）。着物の重ね襟をイメージし、マカロン生地の上下をそれぞれ別の味で組み合わせることで、彩りの美しさと味わいの楽しさを打ち出した。全10種類のうち好みで3種類が選べるという。

　同じく初登場となるのは、京漬物「御すぐき處なり田」のスイーツ事業部がプロデュースする、なめらかミルクレープで有名な洋菓子店「CAKE・CAKE・CAKE」。今回は、「ヨード卵光」を使い、素材の一つ一つにこだわったパウンドケーキ「黒豆抹茶」「ショコラズベリー」「栗と木の実」（各長さ15×7×5センチ、各1本1,575円）を販売。

　ほかにも、京菓子の老舗「長久堂」が、京都の秋をイメージした高島屋オリジナルの生菓子「京の秋」（4個入＝1,470円、各日限定25点）を展開するほか、有職菓子御調進所「老松」は「きんとん」（1個420円）をはじめ、「栗しぼり」（1個420円）をそれぞれ実演販売する。

　秋の味覚を盛り込んだ弁当も注目。祇園にある「割烹 川上」がしめじご飯に彩り美しい吹き寄せなどを詰め合わせた日本橋高島屋オリジナル「洛中ぎをん弁当」（1折3,990円、各日限定100点）を実演販売するほか、同じく祇園の日本料理店「祇園櫻川」は「甘鯛木の芽寿司と鯛笹巻き寿司」（1折3,150円、各日限定70点）を、「いづう」は看板商品「鯖姿寿司」（1本2人前＝4,410円、6カン1人前＝2,205円）を、それぞれ実演販売する。

　イートインには、ステーキなどこだわりの上質牛肉を使った料理が評判の、麩屋町通りの「肉専科 はふう」が初登場し、ランチメニューやテークアウトで人気のビーツカツサンドを提供。「極上ビーフカツサンド」（5,000円、各日限定50点）は、柔らかくジューシーで肉のうま味が味わえると地元で人気の味で、イートインとテークアウトで用意。同展ではテークアウト専用の「特選ビーフカツサンド」（2,000円）も用意する。

　会場では、「出町ふたば」の豆もちや「京都くりや」の栗おはぎ、「美玉屋」の黒みつ団子といった人気菓子を空輸し、時間・数量限定（各日14時より整理券配布、15〜17時販売、1人1点限り）で特別販売するほか、「とり市老舗」では、えりすぐりの国産マツタケを産地直送で届けるサービスも受け付ける（要予約、約2〜4本入＝36,750円、10月中旬〜11月上旬配送予定）など、京都ならではの味わいも見逃せない。

　開催時間は10時〜20時（最終日は18時閉場）。会期は同13日（月・祝）まで。

「お食事処」に初登場する「肉専科 はふう」のビーフカツサンド（関連画像）日本橋高島屋