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「ドイツの魔女」をテーマにした、17作目のコラボレーションシリーズ5種類

　ユーハイムが展開する「ユーハイム・ディー・マイスター」は2008年秋のコラボレーションケーキを発表、10月1日（水）より全国22店舗で販売を開始した。

　ドイツ人デザイナーのペーター・シュミットさんとユーハイム製菓マイスターの安藤明さんが作り上げるシリーズ17作目のテーマは「Hexenzauber ヘクセンツァオバー−ドイツの魔女−」。グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」「いばら姫」、羽布団を直して雪を降らせるホレおばさん、年に一度ブロッケン山で行われる魔女祭り「ワルプルギスの夜」、誰もが小さい頃に呼んだ童話「小さい魔女」など、恐ろしいものから愛される魔女まで、ドイツには個性豊かな魔女が多いことから、そうした魔女にまつわるアイテムをケーキに表現したという。

　新作は5アイテムで、詳細は以下の通り。

○魔女のとんがりぼうし（483円）
魔女のシンボルである黒い帽子を表現。バウムクーヘンにラズベリージャムとプラリネ入りチョコレートムースをのせ、風にたなびくリボンと夜空に輝く星を金粉でデコレーション。

○満月の夜に空を飛ぶ（525円）
満月の夜、街並みを飛ぶホウキにのった魔女を表現。チョコレートスポンジと、ピスタチオとヘーゼルナッツの2種類のバタークリームをサンドし、キャラメリゼしたヘーゼルナッツを食感のアクセントに。屋根は、ジョコンド生地に層の模様をつけ生クリームでデコレーション。

○魔法のカボチャ（504円）
「シンデレラ」の中で、魔女が馬車に仕立てたカボチャを表現。カスタードクリームたっぷりのタルトにかぼちゃムースをのせ、甘酸っぱいアプリコットゼリーを忍ばせた。

○ブロッケン山のコウモリ（504円）
魔女の集会である「ワルプルギスの夜」が行われるドイツ中部のブロッケン山を表現。山をイメージしたフロマージュムースの中にはラズベリームースとイチゴのゼリーを閉じ込め、チョコレートのコウモリやイチゴをデコレーション。

○魔女の黒ネコ（504円）
魔女のパートナー、黒ネコを表現。チョコレートスポンジでサクサクのクレープ生地を挟み、バニラムースとカラメルムースを組み合わせた。一つ一つ表情が違うのも特徴。

　「今回は、『ヨーロッパの秋冬』を感じてほしいと思い、ドイツの童話によく出てくる『魔女』がテーマとなった。ケーキにもチョコレートベースのほか、バタークリームやかぼちゃムースなどを取り入れ、秋冬ならではのしっかりした味わいに仕上げた」と同ブランド広報担当。「コラボレーションケーキシリーズは、毎回形や味わいに奇をてらい過ぎず、大人から子どもまでみんなに楽しんでもらえるようにしている。イベント性を持たせたケーキなので、ハロウィーンやクリスマス時期に、またその集いの手みやげに利用してほしい」とも。

　販売は、2009年1月下旬までを予定。

ユーハイム・ディー・マイスター