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数少ないM.O.F.ショコラティエ5人の基本の味「ガナッシュ・ナチュール」と「アート」をテーマにしたスペシャリテを詰め合わせた伊勢丹限定「M.O.F.ショコラティエ セレクションボックス」

　伊勢丹新宿店は1月21日（水）より、ショコラの祭典「サロン・デュ・ショコラ」を本館6階催物場で開催している。

　同イベントはフランス・パリで1995年に初めて開催され、東京では同店で2003年1月に開催。以来、回を重ねる事に多くのショコラファンを増やし、例年は約12万人を動員する巨大イベントとなった。

　7回目を迎える今回は、初登場11ブランドを含む、これまでで最大規模の全16カ国、65ブランドが参加。世界中から一流のショコラティエとパティシエのショコラが会場を埋め尽くし、新作を発表するなど、ギフト需要や「マイショコラ」の購買意欲を喚起する。また、M.O.F.（フランス国家最高職人）ショコラティエやM.O.F.パティシエのほか、WPTC（ワールド・ペストリーチーム・チャンピオンシップ）の1位〜3位の世界トップレベルの職人など、過去最大約40人が来場するのも見どころだ。

　今回のテーマは「ショコラとアート」。ショコラを「菓子」だけでなく「芸術（＝アート）」としてとらえ、アートからインスピレーションを得るという職人も多いだけに味覚だけでなく視覚でも楽しめるよう、あらゆる角度からショコラの魅力を展開する。各ブランドからはアートをテーマにしたボンボンショコラを紹介するほか、共通の角皿をキャンパスに見立て作り出した作品を展示し、会場は「アルティザン（＝職人）の創造力と感性、世界最高峰の技術によって表現された作品を、美術館を巡るように楽しむ」（同店）仕掛けになるという。

　そのほか、会場の「自然の力のアート」ゾーンでは、オーガニックカカオから作られたショコラや原産国別に食べ比べができるミニサイズショコラの詰め合わせなども展開。例年好評のショコラバーも開設し、約25種類のショコラから好みの3種類を、コーヒーや紅茶ともに楽しめる。

　会場での目玉は、日本での同展だけで展開する大人気の「セレクション・ボックス」3種類。「M.O.F.ショコラティエ セレクションBOX」（10個入＝4,200円）は、M.O.F.ショコラティエ5人の基本となる味（ガナッシュナチュール）と「アート」をテーマにしたスペシャリテの2種類をそれぞれ詰め合わせた。

　「セレクション・スペシャル」（10個入＝4,200円）は、フランスを代表する人気職人10人のボンボンショコラの詰め合わせ。「セレクション アンテナショナル」（10個入＝3,360円）は、フランスを除く9カ国から、昨年のWPTC3位のスイスチーム一員のショコラを含む、人気ブランドのスペシャリテの詰め合わせ。

　今回注目のショコラティエは、現在18人しかいないM.O.F. ショコラティエのうち、この3人。1人目は、当時史上最年少の27歳という若さでM.O.F. ショコラティエを取得し、深い知識と技術の高さはプロからのリスペクトされるショコラ界の重鎮、ファブリス・ジロットさん。子どものころ食べたおやつからヒントを得た新作「ブーシェ」（1本1,155円）を販売するほか、ブルゴーニュ産果実とショコラを使った代表作「テロワール ド ブルゴーニュ」（8個入＝3,885円）、ブルゴーニュ産果実と花をショコラと組み合わせた「花のテーマ09」（8個入＝3,885円）も販売する。

　2人目は、モンブリゾン（フランス）から初出店する、フランスでも数少ない自ら豆を仕入れてクーベルチュールから手がけるフィリップ・ベルさん。5種類以上の香辛料をフレイバーにした「エピス」をはじめ、新作3つも詰め合わせた「ショコラ詰合せ」（12個入＝3,885円）と、酒とショコラの相性にこだわり、なめらかな口どけとアルコールの風味が融合した「リキュールボンボンの詰合せ」（10個入＝2,310円）を販売する。

　3人目は、師匠のファブリス・ジロットさんも認めた、「ロレーヌ（フランス）の若き天才」といわれるフランク・ケストナーさん。ヒマワリの種を使ったプラリネ「サンフラワー」や地元素材にこだわった「ショコラ詰合せ」（9個入＝2,520円）、ギモーブをショコラでコーティングした「ショコラギモーブアート」（4個入＝2,100円）などを販売する。

　会期は同26日（月）まで（最終日18時閉場）。

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