ヘッドラインニュース
新潟米粉を使った「米粉スイーツ」−松屋銀座、オリジナル6品を販売
(2009年07月23日)
松屋銀座は7月17日(金)より、「新潟米粉のお菓子フェア」として、米粉を使った松屋オリジナルスイーツを地下1階和洋菓子売場で販売している。
スイーツに使う米粉は、単なる米粉ではなく、食料として十分な基準を満たしているにもかかわらず処分されてしまう、市場に流通しない「規格外米」を利用したもの。
新潟県佐渡島では特別天然記念物トキが再び住めるような環境を取り戻そうと現在、低農薬農業での米作りによる活動を進めている。しかしこの低農薬での米作りでは「規格外米」という、コシヒカリのブランド基準に満たない米が大量に出てしまう。
こうした状況に注目したのが「トキ×ミツバチ応援プロジェクト」。松屋銀座も参加する「銀座ミツバチプロジェクト」と新潟観光コンベンション協会が手がける「新潟・食と花の交流プログラム創造委員会」が互いに協力し合うため発足したプロジェクトで、「規格外米」を活用した商品を開発・流通することで、低農薬農業の活性化を目的に掲げ活動を行う。
松屋銀座では、すでに銀座産ハチミツを使ったスイーツを販売した実績から「銀座ハチミツプロジェクト」を通じて話が持ちかけられ、今回の活動の趣旨に賛同。「おいしさと環境を考えたスイーツの開発に乗り出した」(同店)。
洋菓子は、「キャンティ」では米粉と銀座はちみつがコラボレーションした「米粉ロール」(長さ15センチ=1,575円)を販売。米粉を使ったしっとりフワフワのスポンジ生地で、銀座はちみつのやさしい甘さと口どけが特徴の生クリームを巻き上げた。
「シェ・シーマ」は米粉を使って焼き上げたしっとりモチモチした食感のシフォンケーキに、銀座はちみつの生クリームを添えた「米粉のシフォンケーキ」(直径16×高さ7センチ=1,890円)を、「ドゥ・ボン・クーフゥ」は米粉を使ったスポンジ生地に、ココナツムースとパインのクリームを組み合わせた「コメコメ」(1個567円)を、それぞれ販売する。
和菓子では、「清月堂」がもっちり、しっとりした米粉の団子に甘さ控えめの、ほんのりユズの風味を効かせた餡をのせた「米粉の冷やしお団子」(1本231円)を販売。ほかにも「がんこ職人」はせいろ蒸し、天日乾燥、手焼き、無添加のしょうゆなどにこだわり、職人が一枚一枚丁寧に仕上げた「新潟米せんべい」(5枚入り=578円)を、「果匠 正庵」は米粉に黒胡麻を混ぜた生地で黒ゴマ餡を包んだもちと、赤じそを混ぜた生地でこしあんを包んだもちをセットにした「ときの子餅」(2個入り=294円)を、それぞれ販売する。
期間は8月15日(土)まで。
新潟米粉を使った「清月堂」から販売する松屋銀座オリジナルスイーツ(関連画像)松屋銀座
アーカイブ

横浜高島屋デパ地下で代替肉「大豆ミート」のフェア−総菜・パンなど限定品約40種 横浜高島屋地下1階食品売り場で2月16日(水)より、代替肉の大豆ミートに着目した「大豆ミートはこんなにおいしいフェア」が…

高島屋「アムール・デュ・ショコラ」に130超ブランド−バナナ、エディブルフラワーのコラボ企画 高島屋各店で順次、世界のショコラが集結する恒例のバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」が開催されている。既に行われ…

松屋銀座「バレンタインワールド」に約600点−酒×チョコのマリアージュ提案も 松屋銀座8階イベントスクエアで2月2日(水)より、バレンタインフェア「GINZA バレンタインワールド」が開催される。会…

松屋銀座・浅草で2021年クリスマスケーキ予約−初登場のレストランケーキなど全43種 松屋は現在、「2021 松屋のクリスマケーキ」の予約を受け付けている。

RF1、クリスマス・年末年始限定品予約開始−「作るを楽しむ」キット商品 ロック・フィールドが手掛ける総菜ブランド「RF1」は9月30日(木)より、クリスマス・年末年始に向けた特別商品の予約受け…