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終日、常時50人〜60人が行列を作った「クラブハリエB-studio Tokyo West」のオープン初日

　8月26日（木）、東武百貨店池袋店の地下1階和洋菓子売り場に「クラブハリエB-studio Tokyo West」が、地下2階に「キッチン・スギモト」が同時オープンした。

　丸の内線出入口付近（地下1階3番地）に出店した「クラブハリエB-studio Tokyo West」は、ホームページや店内掲示、折り込みチラシなどで約1カ月間事前告知を行っていたこともあり、開店前には150人以上の行列ができた。その後コンスタントに50〜60人の行列が続き、夕方には会社帰りのOLやビジネスマンなども行列に加わり、関係者は終日対応に追われた。

　「オープン初日、多くのお客さまに並んでいただきホッとした」と東武百貨店池袋店食品部の川村徹さん。来店客でにぎわう店頭を見ながら『クラブハリエ』は和洋菓子売り場の核となるブランドだけに期待していた。お客さまは『クラブハリエ』のバームクーヘンのおいしさをよくご存じで、池袋で購入できるというのを心待ちにされているという声も多くいただいた」と話す。

　単品に特化したスイーツショップが話題を呼ぶ中、同店でもラスクやドーナツなど人気のショップを誘致している。同ブランドについても、「デザートやおやつなどのデーリーユーズ、簡単な手土産などのギフトユーズの両面でご購入頂ける。狙いは良かった」と川村さん。「カフェを併設したのは強い。商品は600円台からそろえているが、カフェなら473円で味わえ、出店場所としてもますます利用者が増えるのでは」と期待を寄せる。

　一方、地下1階11番地の総菜売り場にオープンした「キッチン・スギモト」には、開店前に50人ほどが並んだ。お目当てはオープン記念商品の「黒毛和牛すき重弁当」（399円）と「メンチカツ」（105円）で、弁当は12時前に、カツは11時30分に完売。イートインも11時から14時ぐらいまで常時10人ほどが並び、「黒毛和牛すき重」「黒毛和牛すき鍋」などが好調だった。

　川村さんは「『キッチン・スギモト』は、国産牛・松阪牛と素材をしっかりとアピールでき、しかも値頃感のある店なので、百貨店としては狙い目のショップ。今後はクリスマスや年末年始を見据え、集いに最適なこだわりの商材などを展開していきたい」と意欲をみせた。同店広報の小川愼哉さんも「奥まった店舗なのでまだ当店のお客さまには認知が低いかも知れないが、弁当や総菜をアピールし、ランチに夕食の献立に『おいしいお肉を食べるならスギモト』と思っていただけるようにしたい」と話す。

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